2019.05.17
え〜っ? 経営者なら朝令暮改があたりまえ!?
先月、今月と、(株)ZOZOが運営するZOZOTOWNでサービス終了が相次いでいますね。
昨年2月にスタートした、ZOZOおまかせ定期便。
ZOZOのスタッフがスタイリングしたコーディネート商品を定期的に5~10点送るサービスでしたが、既存会員を取り込めず今年4月にサービスを終了しました。
昨年12月にスタートした、ZOZOARIGATOメンバーシップ。
ZOZOTOWNの商品が10%割引で購入できるという有料サービスでしたが、出店者側の離反を招き、今年5月末日でサービスを終了することになりました。
マスコミでは視聴者・読者に否定的な印象を持たせる報道のされ方が多いですね。
サービス開始から終了の発表までの期間は
おまかせ定期便:11ヶ月
ARIGATOメンバーシップ:4ヶ月
オーナー社長だからこその決断の速さと評価することもできます。
これが大企業だったら、メンツやシガラミにとらわれてズルズルと続け、傷口を広げたんじゃないでしょうか。
マズイ!、間違えた!と判断したらサッとやめる。
オーナー経営者の強みともいえます。
決断のサイクルを早めれば、朝出した指示をその日一日様子を見て、夕方には撤回なんてこともありえるでしょう。まさに朝令暮改。
ただし、ここで注意してほしいのは2つ。
まず、撤回するときは、その理由を必ず従業員さんに説明してください。
「やってみたけど、費用がかかりすぎるから」
「思ったほどお客さんの反応がよくない」
とか。
もう一つは、こちらのほうが重要なんですが「ブレないこと」
下した決定が、経営理念、ビジョン、目標など、ふだんから従業員さんやお客さんに説明している会社の方針に反していないかということです。
これをお読みのオーナー経営者さんは、この2つが大事なことは、痛いほどおわかりですよね。
まとめると、
・間違ったと思ったら決断は早く。朝令暮改もOK!
・ただし、決断理由は説明すること。
・決断がブレないこと。
です。