2019.08.30
知的な資産
こんにちは。
経営の専門家、牧野です。
「知的な資産」と聞いて、何を想像しますか?
すぐに思い浮かぶのは、特許、実用新案、商標、著作権などでしょうか。
これらは、「知的財産権」と呼ばれ、法的な手続きに従えば「権利」として守ることが可能で、狭い意味での知的な資産です。外部からも確認することができるので「目に見える会社の強み」と言えるでしょう。
これからお話をしていきたいのは、こうした目に見えるものだけでなく、目に見えないものも、会社の強みとなる「知的な資産」だよ、ということです。
いわゆる「知的資産経営」と言われるものです。
簡単にいえば「会社の強み(=知的資産)を洗い出し、それを活かして経営していきましょう」というものです。
では、「知的資産」にはどんなものがあるのでしょうか。
まずは、先ほどご紹介した知的財産権。これはわかりやすいですよね。
この他に、「知的財産」と「知的資産」という、財産権のような権利としては守られないけれども、知的な資産があります。
知的資産経営における「知的財産」の分類が
(1) 知的財産権
(2) 知的財産
(3) 知的資産
なんて、なんだかわかりにくいですよね。
とはいえ、知的資産経営は、会社の強みを洗い出して認識し、それを活かして経営していこうというものですから、中小企業にとって取り入れる意義のある経営手法です。
(1)の知的財産権については、今日ご紹介しましたので、今後は(2)と(3)についてご紹介していきます。