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2020.01.06

目標数値だけでは社員は動けない。

長い年末年始の休みも終わり、今日から仕事始めという事業者さんも多いのではないでしょうか。

仕事始めにあたり、従業員さんを集めて年頭の言葉を述べる社長さんも多いと思います。年度始めか年度途中かにかかわらず年度目標と現在の進捗状況を説明し、目標達成へ向けた従業員さんたちへの期待を話す方もいるのではないでしょうか。

数値目標を示すことは重要ですが、それだけだと従業員さんは何をしたらいいのかわからなかったり、むやみやたらとムダな動きをする人も出てくると思います。最悪の場合は、目標達成のために会社の利益を削ってしまいます。

例えば、売上は会社にとって大切な目標ではありますが、従業員さんから次から次へと「売上を上げる」アイディアが生まれてくるでしょうか。おそらくは「値引き」に類似したものが大半を占めるのではないでしょうか。
値引きは一番効果のある販促策ですが、一種の麻薬です。削った分の利益は、値引率を上回る売上を上げなければ取り返せません。

ならば、どうするか。

目標までの道のりを示してあげることです。
道のりを示してあげれば、それに従って従業員さんも考えられるし、動けます。

あなたはどんな道のりを示してあげますか?