2020.02.10
「子ども」から「大人の女性」へチェンジ
昨日放送された「がっちりマンデー!!」見ましたか?
サンリオピューロランドの年間入場者数は、1991年の開園当時は195万人でしたが翌年から減り続け、2009年には半分近い109万人まで落ち込んでしまいました。ところが、2014年から126万人と回復に転じ、2018年には219万人の過去最高を記録したんです。
1991年 191万人
1992年 134万人
1993年 125万人
1994年 112万人
1995年 110万人
:
2009年 109万人
:
2014年 126万人
2015年 158万人
2016年 181万人
2017年 198万人
2018年 219万人
まさに「V字回復」なのですが、その起点となった2014年に何があったのか?気になりますよね。
それが、メインターゲットの変更です。
それまでは「子供とその家族」だったメインターゲットを「大人の女性」に変更したんです。
この方針のもとに、アトラクション、グッズ、飲食のメニューなどを大人の女性向けに大改革していきました。
この例は、個人経営の会社にとっても重要なヒントを与えてくれます。
それは、「誰がお客さんなのか」という問いは商売にとってメチャクチャ重要だということです。
入場者が減り続けている状況からとサンリオは「自分たちが向き合うべきお客さんを満足させていない」と問い直したのでしょう。
あなたの商売のお客さんは誰ですか?