ブログ

2020.03.09

一発芸じゃ、ダメダメ。

日曜に勉強!月曜から実践!
今日も「がっちりマンデー!!」から。

昨日のテーマは「一芸家電」でしたね。

水で吸い取る掃除機の株式会社シリウス
https://www.sirius-agent.co.jp/

モーターを使う家電の山本電機株式会社
http://www.ydk.jp/

マッサージチェア専業のファミリーイナダ株式会社
https://www.family-chair.co.jp/

3社とも中小企業です。

ある製品分野に特化していると、その製品を評価して多少値段が高くても購入してくれるユーザさんが必ず一定数います。

3社の製品はどれもヒットといっても年間販売台数は1万台前後。売上でいうと5億円程度(マッサージチェアは単価が1桁多いので50億円超えますが)。総合家電メーカーと比べてみれば、微々たる数字です。

でも、高くても気に入って買ってくれているお客さんだから、買い替えも同じメーカーの製品を買うことが期待できますし、そのメーカーに好意的なユーザーさんでしょうから、新製品を出せば購入してもらえる可能性も高いです。

景気の影響が少ない戦略だといえませんか?
一発芸の芸人さんと違い、一芸を持った芸人さんがジンワリと細く長く売れ続けるように、ものづくりをしている中小企業がとるべき戦略の好例だと思います。



余談ですが…

ファミリーイナダの「シャア専用」マッサージチェア、ターゲットが明確ですね(笑)。
https://lupinusrobo.jp/char.html#top

山本電機株式会社は本業はモーターのメーカー。ダイソンの掃除機のモーターも供給してます。調理家電だけじゃなく掃除機も出さないのかな?なんて思ったら、新製品として販売されますね。
http://www.ydk.jp/chordless-c1.html