2020.05.05
新型コロナとの共存
「人のふだんの生活が新型コロナの感染経路」と表現した感染症の専門家の方がいらっしゃいました。
いつもの生活が感染経路であれば、感染を防ぐためにはいつもとは違う生活をしなければならないわけで、それを「新しい生活様式」として政府の専門家会議から提示されました。
この「新しい生活様式」を一言で言うと「動かない生活」と言えるのではないでしょうか。
家の外へ出かけて
・仕事をする
・人と会う
・買い物をする
・食事をする
・運動をする
・スポーツを楽しむ
・文化芸術を楽しむ
・知らない土地の生活・文化にふれる
といったこれまで人は当たり前にしていたことを「新しい生活様式」では控えましょう、といっています。でなければ、新型コロナに勝てないと。
また、この生活様式は新型コロナとの戦いが長丁場になることを前提にして提示されています。
「新しい生活様式」が長期に渡って続けば、それが「新しい日常」になっていくでしょう。
人間の生活は習慣でできているとも言われます。
これまでにも外出を自粛して三密を避ける生活を続けてきた私たちは、「新しい生活様式」にかなりスムーズに移行し、それが人々の習慣になっていくことでしょう。それは、「動かない生活」が習慣化しまうことを意味しているのだろうと思います。外出しないことが日常になると。
もうすでに、みなさんお気づきかと思いますが、すでにその芽は出ています。人は、一度生活パターンを変えてしまうと、以前の生活パターンを忘れてしまいがちです。年末年始やGW、お盆などまとまった休みの後に生活習慣が変わってしまった経験をお持ちの方は多いと思います。
なので、with だろうと after だろうと、「人が動かない」生活を前提にご自分の商売・ビジネスを見直していくことが迫られています。
人がこれまでに経験したことのない「新しい日常」です。
正解が何なのかわかりません。
成功パターンもまだありません。
考えて、チャレンジしてみるしかありません。