2020.05.28
テイクアウトを始めるなら・始めたなら
緊急事態宣言の解除が相次ぎ、経済活動が徐々に再開されています。
とはいえ、飲食店さんは「お客さんがすぐに戻ってくるわけではないので、お弁当のテイクアウトでなんとか食いつなぎます」というインタビューをニュースで目にします。
お店で料理を提供するのと、テイクアウトで料理を提供するのでは、気をつけなければならないことがかなり違うようです。
それは、食中毒を防ぐための備え。
お店ではお客さんにすぐに食べていただけるけど、テイクアウトでは作ったあとで時間が経過してから。だから、気をつける衛生レベルが全然違ってくるんだそうです。
つまり、いつも作っているものをパックに入れて販売する、という認識でテイクアウトを始めるのはとんでもなく危険なことだということ。
また、「品質」の管理と「衛生」の管理をごっちゃにしてしまう方が多いそうですが、これもキチンと分けて考えないといけないとのことです。
基本を押さえるならYoutubeで公開されているこの動画を見てください。
テイクアウトを始めようという方は、絶対。
もう始めているという方は、今すぐ!
私も見てびっくりしました。食の安全について消費者としても知っておいたほうがいい知識が満載です。
この動画をつくったのは、長年、数多くの会社・事業者さんに対して食品衛生のコンサルティングをしてきた大西 周さん。食の安全のプロです。
気温、湿度、ともに上がってきて、食中毒に気をつけなければならない時期になりました。テイクアウトで新型コロナを乗り切ろうとしている飲食業の経営者さん、ぜひとも見てください。