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2020.06.26

アツアツとキンキン

一昨日のTEORI WORKS OKINAWAでのセッションでは、帳簿の付け方でわからないところの質問を受けていました。彼女は簿記はわからないそうですが、儲かっているのかいないのか、その金額はいくらかなのかを毎月把握してもらうために、私が指導して開業当初からちゃんと帳簿をつけてもらっています。もちろん青色申告!


行政の中小企業支援機関と契約してアドバイザーの仕事をしていたと前回書きました。

行政機関の仕事ですから、税金が使われます。税金ですから予算化されて議会で可決されるときには、金額と使いみちが決められていますので、私たちアドバイザーの仕事も、ここまではやってもいいけどその他のことはダメ、などルールが決まっています。

でもそれだと、例えば、この事業者さんには商品開発だけでなく経営面もサポートしてあげたほうがいい、というときだってありますが、行政としてはそれ(経営面)はあなたやるべき仕事ではありません、という事になってしまいます。

私としては「どっちもできるし、その事業者さんにはどっちも必要なのにっ!」ってなっちゃいますが、行政の施策としては致し方のないことでしょう。


また、一緒にその機関で働く先輩アドバイザーの方からは「牧野さんは、事業者さんに感情移入しすぎ」と言われました。私としては、えっ?感情移入しちゃダメなの?

要はバランスということなのでしょうが、冷静に客観的にならなければならいときは当然必要ですが、事業者さんが実現したいことに向かって情熱を傾けているときに、それを支える人もグッと熱く燃えちゃうのが自然じゃないですか?

その気持を抑える必要なんてないでしょう?
むしろ抑えちゃダメでしょう?

経営者さんを支える仕事する人は、一緒になって燃える人じゃなきゃダメ、が私の持論です。

ただし、もう一つ。

それは、たとえ熱くなっていても、いつでも冷静にそして客観的になれる人。

アツアツとキンキンの同居。

飲み物の自動販売機みたいな人。