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2020.08.28

コロナ禍転じてバスから降ろす

沖縄本島ではここのところ太陽が顔を出してくれませんね。
熱帯低気圧が発生し、週末にかけて台風9号となって沖縄に近づいてきそうです。
またしばらく太陽が見れないのか…

「コロナ禍」

ほとんどの経営者の方々にとっては、まさに禍(わざわい)です。
でも、この禍を機に、長年の懸案を解決した方もいらっしゃいます。

起業の経緯は人それぞれでしょうが、起業時の資金を自分だけではなく、他の人にも出資を仰いで起業した方もいることでしょう。
けれども、起業して時がたつにつれて、その資本関係が重荷になってくる場合があります。利害であったり、人格であったり、その理由は様々でしょう。
株をすべて買い取れればいいのでしょうが、なかなかそうはいかない事情もあります。
ですが、事あるごとにこの資本関係が経営者にとってとてつもないストレスになり続けます。
ジェームズ・コリンズの言葉を借りれば、
「バスに乗せて出発してみたら、間違った人だった」
ということでしょうか。

※バスとその乗客ついては、「誰をバスに乗せるか」を参照

ある社長さんは、この機に株の買取を申し出たところ、すんなりとすべて買い取れたそうです。それも額面で。相手にしてみれば「この先の状況が読めない中で、紙くずになる可能性だってある株を額面で買い取ってくれればありがたい。今のうちに売っちゃえ」ということでしょうか。

また別の社長さんは、会社を精算することに株主全員から同意してもらいました。
業績が急激に落ち込み、この先の不透明は状況では、清算の同意が得やすかったのかもしれません。

最終形がその社長さんにとって望ましい形なのかどうかはわかりませんが、少なくとも、お二人とも長く苦しめられてきた資本関係という荷を降ろすことができました。
まさに、コロナ禍が転じて、間違った人をバスから降ろせました。