2020.10.20
定義が変わった
コロナ禍にあって、ほとんどの経営者さんが今後の自分の事業について苦慮されていることと思います。
先日、テレビ東京のワールドビジネスサテライトでコロナ時代でも繁盛している店の3つの共通点について特集していました。「3つのない」だそうです。
1. 都心一等地に出店し”ない”
2. 購買意欲をあおら”ない”
3. 個性的な商品を作ら”ない”
1. は、わかる気がしませんか? いま、コンビニも都心の店舗が苦戦しているそうです。人混みを避けるために公共交通機関を使わずクルマで買い物にでかけるため、駐車スペースに余裕のある郊外の店が選ばれるようです。
2. は、人との接触を避けたいがために、店員さんに接客されずに買い物ができる店が選ばれる傾向があるんだそうです。
3. は、店内の滞在時間を減らすため、あれこれ迷わずに必要なものをサッと選んでパパッと買ってサクッと店を出たい、というお客の心理の表れなんだそうです。2. とも関係していそうですね。
コロナ禍でもこの「3つのない」で業績を伸ばしているのが西松屋なんだそうです。ワークマンも好調な要因は西松屋と共通していそうですね。外食や日用品を扱うお店にとってもヒントがありそうです。
番組の中で専門家が解説していました。
時代は変わった。コロナによって定義が変わった。
新しい時代の定義にどう合わせていくかに真剣に向き合えば、企業は伸びる。
言わずもがなの解説なのですが、実際に取り組むとなると難しい。
でも、やらなければ生き残れない。
「時代の変化」などと大げさに考えず、自分や身近な人たちの生活の変化を見つめてみるところから始めてみましょう。