ブログ

2020.11.11

小さいから大きく稼げる

今日は11月11日。
1年のうちで315日目(今年はうるう年なので、316日目)にあたり、今年もあと50日なんだそうです。
今年やり残していること、あと50日で片付けましょう!

録画して貯めてしまった「がっちりマンデー!!」この週末に見ていました。
「超せまい業界」みました?

こういう超狭い業界でがっちりな会社って

  • 会社の経営環境から生まれるマーケット
  • 会社の歴史が蓄積する知識・ノウハウ
  • 大手が進出しづらい参入障壁

が重なり合って生まれるじゃないですかね。

例えば典型的なのが番組で紹介された、富山の朝日印刷株式会社。
医薬品パッケージの印刷で、シェア40%でトップの会社だと紹介されました。

医薬品のパッケージの表示は薬事法で定められた細かいルールがあり、これをちゃんと知っていなければなりません。
朝日印刷は明治5年に創業し、富山の地場産業である家庭向け置き薬のパッケージ印刷を脈々と続け、全国に展開してきました。130年に及ぶ知識とノウハウの蓄積があります。

一方で、細かいルールを厳守しなければならないとなると、人材の育成はもちろん、製品チェックなど手間もかかります。
また、シェア40%を握る朝日印刷の連結売上高は400億程度。医薬品パッケージ印刷のマーケット規模としては1000億もないでしょう。
知識ノウハウの蓄積が必要で、手間がかかって、マーケットもそれほど大きくない、となれば大手は参入しにくいでしょう。

蓄えた知識やノウハウのある会社は、こういうマーケットを探したいものです。