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2020.11.17

動機と理由

沖縄物産の販売を手がける株式会社琉球フロント沖縄の河野取締役から「エシカル消費」のお題をいただきました。

「倫理的な消費」という意味ですが、簡単に言えば、同じ商品を買うのであれば、環境に優しいとか、社会的な貢献につながる商品を購入しましょうという、ということです。
「SDGs」と関連付けて説明されることも多いですね。

琉球フロント沖縄では、以前から販売していた「美ら豆」と「新垣カミ菓子店 ちんすこう」というの2つの商品を首里城復興支援商品としてパッケージを新たにして販売をはじめました。売上の一部を首里城の復興に役立ててもらおうというもので、寄附金額も集計して公表していくそうです。

購入することで首里城復興に貢献できますね。

沖縄ではよく目にする「35 Coffee」。牧野の地元に本社のある会社で、商工会の会員さんです。
この会社は売上の3.5%でベビーサンゴを移植する活動を行っています。

こちらも、コーヒーを飲めばサンゴ再生に貢献できることになります。

なんでこんな話をしているかというと、商売の面から見ると「人がモノを買う理由づけは後」ということが説明したいんです。

たとえば、ノートパソコン。
牧野は、仕事にどうしても必要です。
であれば、必要な機能さえ満たしてくれれば、価格の安いもので構わないはずです。
にもかかわらず、なぜ、牧野は MacBook Air を使っているのか。

はい、そうなんです。
「スタバで仕事するときドヤ顔したい」というメチャクチャ不純な動機で買いました。
スイマセンっm(__)m

なのですが、お会計のとき「高いの買っちゃったなぁ」なんてちょっと反省しつつも、「経営コンサルタントなんだから、お客さんの前で広げても恥ずかしくないノートパソコンを使うべきだよね」なんていう理由をづけをしています。

ココ、です。
エシカル消費と牧野の不純な購入動機を比較するのは、エシカル消費に対して大変失礼なのはわかっているのですが、人は動機があって商品を選ぶのですが、選んだあとに理由をつけているということがおわかりいただけるでしょうか。

数ある商品の中から「美ら豆」や「新垣カミ菓子店 ちんすこう」を選んで、「首里城の復興に古硯できるから」という理由づけ。
数あるコーヒーの中から「35Coffee」を選んで、「サンゴの再生に貢献できる」という理由づけ。

商品を作る側の思いが純粋で強ければ、それだけ商品を買う人にとって強い理由づけになりえるのではないでしょうか。

またさらに言えば、エシカル消費は、理由づけの前の段階である動機そのものにさえなりえると思います。