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2020.11.18

ジミなテーマ

おとといの晩は、地元商工会青年部の勉強会で講師をさせていただきました。
テーマは何でもいいとのことでしたので、牧野が選んだのは「粗利の重要性」。

毎月かかる固定費を払う原資は粗利です。
1ヶ月の粗利が毎月の固定費より少なければ、その月は赤字になってしまいます。

じゃぁ、その粗利をどうやって確保するのか。

売上 − 売上原価 = 粗利
粗利 − 販管費 = 利益

売上、売上原価、販管費の3つの要素それぞれについて、他の2つの要素を固定したままで変化(増減)した場合、どのような影響が出るのかをワークショップ形式で行い、失う利益を取り返す大変さを理解してもらいました。

過去にこのメルマガでもご説明しましたが、値引きによって失った粗利は、値引率の倍の比率で売上を伸ばさないと取り返せない、というのがわかったときが皆さんの表情からすると一番ショックを受けたようです。

今後さらに勉強会を開くかどうかについては、青年部の中で検討をされるようですが、もし依頼をされたら牧野としては、
・粗利の重要性に引き続き、損益分岐点
・会社の経営のクセを知るための経営指標の
 - 計算の仕方とその意味
 - 良いのか悪いのかの判断
 - 悪い場合の改善方法
を予定していることをお伝えしました。

こうやって並べてみると、おとといのテーマも含め、このメルマガでは不人気だった内容ばかりです^^;