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2021.02.05

共存共栄

先日ご紹介した、やきとり大吉。
焼き鳥居酒屋チェーンとしては、鳥貴族を抜いて日本最大の店舗数を誇るのですが、その本部は社長を含めて13人しかいないそうです。

どうしてんなに少人数で本部が運営できるのか。
その一端について、テレビで明かしていました。

やきとり大吉の各店舗を回って、お店の状況を聞いて回る人がいます。店主さんが言ったことを細かくメモを取り、会社へ帰るとメモをもとに報告内容をシステムに入力していきます。

ナント!?
この人、大吉の本部の人ではなく、酒販店の社員さんなんです!
しかも無償で!

焼き鳥屋さんとお酒は切っても切れない関係。
やきとり大吉の売上が上がれば、この酒販店さんの売上も上がるってことですね。

また、酒販店さんは、大吉のお店向きの不動産物件情報を提供したり、飲食店を開業したい人を紹介したりもしています。
やきとり大吉のお店が増えれば、この酒販店さんの得意先も増える図式ですね。

一方のやきとり大吉の本部としても、間接業務のコストを抑えつつ、既存店のケアと店舗数拡大を図れます。

これぞ、まさにWin-Win。
共存共栄の関係ですね。