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2021.04.01

私がしたいのは、よい●●を作ることではない。

先日、牧野は、ITを23年、プロジェクト管理を18年、コンサルティングも18年続けてきたとお伝えしました。

どれもその分野におけるスキルが求められます。
それを高めるための努力も続けてきました。

これを読んでいるあなたも、これまで長い時間をかけて技術、技能を磨いてきたことでしょう。

ただ、私自身、スキルを磨くことだけに囚われていた時期があります。
いまでもついつい、スキル向上に目を奪われてしまっている自分に気づくことがあります。

2012年に書いた牧野のメモからです。

わたしはこの時、あらためて思った。
大事なのは技術ではなく、それを使って何を生み出すことが出来るかだ。

技術は短期間で廃れるが、生み出された物語は何十年、何百年と受け継がれていく。

わたしがしたいのは性能のよいコンピューターを作ることではない。
コンピューターを使って感動を巻き起こすことなのだ。

スティーブ・ジョブズ

彼は、ただコンピューターを作りたかったわけではなく、コンピューターで世界を変えようとしていました。
ペプシコーラの事業担当社長をしていたジョン・スカリーをアップルの社長に引き抜いた時の口説き文句は有名です。

このまま一生砂糖水を売り続けたいのか、
それとも私と一緒に世界を変えたいのか?

Do you want to sell sugared water for the rest of your life,
or do you want to come with me
and change the world?

彼はこの言葉どおり、本当に世界を変えてしまいましたよね。

私たちは彼のように世界を変えるほどではないにしろ…

 私がしたいのは、よい●●を作ることではない。
 ●●を使って感動を巻き起こすことなのだ。

あなたにとって、●●に入る言葉はなんですか?