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2021.07.02

社長の一挙一投足に潜むリスク

業者さんへの態度で損をしかねませんよ。
社員の業者さんへの態度は、会社の風土ですよ。
なんてことを2回にわたって書いてきました。

では、社風っていうのはどうやって作られるんでしょう?

オックスフォード大学のチャールズ・オライリー教授がは、組織文化についての数多くの研究で論じられていることを整理して、こう述べています。

組織文化は、主に上級幹部が持っている価値観と行動を反映している

これは「会社の風土は、会社の幹部が持っている価値観と行動を反映している」と読み替えることができるでしょう。

会社の幹部が決める経営方針、事業計画、社内規範、幹部が行う経営判断、社員への指示、幹部たちの発言、行い、態度、といったものが会社の風土になって行くようです。

経営幹部といっても中小企業となると、ほとんど社長一人で物事を決めているのではないでしょうか。

ではれば、社長の一挙一投足が会社の社風になっていくといってもいいですね。

チャールズ・オライリー教授の先ほどの分析には続きがあります。

織文化は、企業の業績を決定する重要な一因となる

だそうです。
社長の一挙一投足は、会社の風土になり、
会社の風土は、業績を決定する重要な一因です。

つまり、社長の一挙一投足は、業績に影響しますよ。