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2021.07.26

あの背中

東京オリンピックがついに始まりましたね。

東京オリンピックでは、ソフトボールが
北京オリンピック以来13年ぶりに
オリンピック種目となりました。

北京オリンピックでは日本が悲願の金メダル。
その時の大黒柱が上野由岐子選手。
13年の時を経て、東京オリンピックでも
再び大黒柱として日本チームを率います。

第2戦目で39歳の誕生日を迎えた上野投手。
北京のときのようなダイナミックな投球は
影を潜めましたが、安定感のある巧みな
投球術で相手バッターを翻弄します。

宇津木麗華監督によれば、上野選手は
もう成長の余地がないほど完成された
投手なんだそうです。

では、日本代表チームの他の選手たちは
上野選手のどこがすごいと思っている
のでしょうか。

スポーツライターの二宮清純さんの
取材によれば、

あの背中がすごいんです

って答えるんだそうです。

コントロールがどうとか、
変化球がこうとか、
選手としての技量のことじゃなく

 背中

ですよ。

2011年のサッカー女子ワールドカップを
制したなでしこジャパン。
当時キャプテンの澤穂希さんが決勝戦の前に
チームメイトたちにかけた言葉

苦しくなったら
私の背中を見なさい

を思い出します。

大黒柱のすごい選手って、
ただそこにいるだけで
チームに安心感を与えるんですね。

あなたの背中は、
社員さんに対して
何を語りかけていますか?