2021.07.30
リーダーシップとカリスマ性
東京オリンピックが続いています。
先日は、澤穂希さん、上野由岐子さんの
「背中」について書きました。
サッカーやソフトボールのように
団体競技にはキャプテンが必要です。
チームをまとめるリーダーです。
女子ソフトボールのキャプテンは
誰だったでしょう?
上野由岐子さん?
いいえ違います。
女子ソフトボールのキャプテンは
山田恵里選手です。
上野選手のように背中で引っ張るとか
マスコミに取り上げられるような
華やかさもない。
リーダーシップってなんでしょう?
ドラッカーは言います。
リーダーシップは重要である。
「未来企業」
しかしそれは、今日、リーダーシップ
と名付けられて喧伝されているものとはいささか異なる。
それは、いわゆる「リーダーの資質」などとは、
ほとんど関係がない。
「カリスマ性」とはもっと関係がない。
それは、神秘的なものではない。
平凡で退屈なものである。
またこうも言っています。
リーダーシップとは、
「現代の経営」
人を引きつける資質ではない。
そのようなものは煽動的資質にすぎない。
リーダーシップとは、仲間をつくり
人に影響を与えることでもない。
そのようなものはセールスマンシップ
にすぎない。
私たちが「リーダーシップ」という言葉
に抱くイメージとは違いますね。
カリスマ性とか人を惹きつける何か
が必要ないのであれば、
私たちフツーの人にもリーダーが
できるんじゃないでしょうか。
ではドラッカーのいうリーダーシップ
とは何なのか。
またこんどお話しますね。