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2021.08.12

ある問いで会社の見方が変わる

昨日はお客さんの
TEORI WORKS OKINAWA さんで
打ち合わせでした。

TEORI WORKS OKINAWAさんは
昨年の1月1日に開業した手織工房。
立ち上げ直後にコロナ禍。
それも乗り切り、初年度を黒字で
終えました。

今年の年初には工房を貸事務所から
1軒屋に引っ越し、スタッフも増えて
経営も安定してきてます。

そこで6月ごろから
「なぜこの仕事してるのか?」
を一から見つめ直しています。

いつものように、
麻里江さんが用意してくれたおやつを
一緒にモグモグしながら、
小学校の頃まで遡って
二人で「なぜ」を探してきました。

すると、あるとき
「あー!だから私、織物やってるんだ」
というものが見つかったんです。

とてもシンプルで明快なものでした。

これ、すごい威力があるんです。

事業の見方が変わったんです。

これまでは工房の事業を和装と洋装
という、言ってみればタテの分け方
にしていました。

でも、見方が変わったことで
「こう分けたほうがスッキリするね」
とヨコに分けることにしました。

ターゲットとするお客さんも、
これまでは性別、年齢層、所得レベル、
などでグルーピングしていました。

これもまた、
「こういうお客さん」
と明確にセグメント化できたんです。

最近、二人で事業展開を話していても
窮屈さを感じていた私たちにとって
スカーッとした解放感を感じています。

だから、
・こういうものづくりにしていこう
・お客さんへのアプローチはこう変えよう
・販売チャネルは、ここに絞ろう
といったことが、スッ、スッと決まるんです。

二人の打ち合わせが
本当に楽しいものになってきました。

あなたも「なぜ」を探してみるといいですよ。