2021.10.04
おみやげ禁止
地元の子どもたちが修学旅行へ行くと
両手に一杯のお土産を抱えて帰ってきます。
修学旅行が近づくと
おじいちゃん、おばあちゃんをはじめ、
たくさんの親戚の人たちが餞別を
渡すんだそうです。
ですから家族はもちろん、
餞別をいただいた人たちへのお土産も買うので
いっぱい抱えて帰ってくることに。
「お前んとこは沖縄に親戚がいないから
子どもたちが寂しい思いするだろ」
とウチの子供たちが修学旅行の時期になる度に
餞別を持ってきてくださるご夫婦がいました。
本当にありがたいことです。
(K高の卒業生さんはわかりますかね?
ピ○○のオッチャンとオバチャンです)
沖縄で最初に勤めた会社でも
職場へのお土産をみなさん買ってきました。
休みをとって旅行に行ったわけでもなく
週末にどこか出かけてきただけでも
お土産を持って出勤される方が多かったですね。
だから休憩室にはいつも
誰かのお土産のお菓子がありました。
一方で、東京で働いていたとき。
自分の部署やチーム対しては
休暇で旅行へ行ったり帰省した際には
職場へのお土産は買わなくていい
と指示していました。
なぜか。
一つには、お土産を買う買わないは
本人の自由ですから
買ってこないからといって
何ら問題ないことを全員に明示するため。
お土産は買ってくるものという暗黙のルール
を作らないためでもあります。
もう一つは、
仕事を忘れてリフレッシュしてほしいから。
「職場へのお土産を買わなければいけない」
ということを頭の片隅に置きながら
休暇を過ごして欲しくなかったからです。
お土産を買うために予定を変更したり
帰り際に買い忘れていたことに気づき
慌ててお土産さんを探し回ったり。
さらには、何を買おうか、
いくつ買えばいいのか、と思い悩んだり。
逆にストレスに感じる人もいると思います。
もちろん、
「休み中にキミに連絡とらなくて済むように
仕事を片付けておいてね」
というのも欠かせませんが。
これはいい悪いの問題ではなく
どちらが社員さんが働きやすいか。
それぞれの会社さんの都合に合わせて
考えてみてはいかがでしょう?