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2021.12.27

リーダーに関する唯一の定義

システムエンジニアとして、
また、コンサルタントとして、
様々な会社で「長」の肩書を持つ人たち
を見てきました。

仕事の成果や本人の能力とは関係なく、
担当している業務の好みや重要度で
部下を評価する部長。

現場で実際に起きている問題=悪い情報
を報告する部下を遠ざけ、
自分にとって都合のいい報告しかしない
いわゆるイエスマンを可愛がる本部長。

学歴と経歴の良さを鼻にかけ、
プライドが高く部下に対して上から目線。
部下に対してふだん言っていることと
自分がやっていることに矛盾が多い。
昼も夜もカッコよく社外を飛び回ること
が仕事と勘違いし、将来に備えて現場の
ことを学ぼうとしない社長の息子。
肩書は部長。

もっとひどい人もいましたよ。

当然ですが、どの人も、
部下の方々から信頼されていません。

軽蔑されるならまだいいのですが、
悲しいことに、相手にすらされていない。

ドラッカーは言います。

リーダーに関する唯一の定義は、
つき従う者がいるということである。

P.F.ドラッカー (1992).未来企業 ダイヤモンド社

この定義に従えば、

リーダーの第三の要件は、信頼を得られることである。
信頼を得られない限り、従う者はいない。

P.F.ドラッカー (1992).未来企業 ダイヤモンド社

会社のリーダーはもちろん、
社長であるあなたです。

あなたは、
社員さんから信頼を得ていますか?


牧野でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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