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2022.04.11

宿命的な産業

先日、建築関係のお客さんと打ち合わせを
しているとき、この言葉が思い浮かびました。

建設産業は、ある面からみれば
受注産業の枠から出られない宿命的な産業であり、
経営規模もいたずらに大を望むべきではない。

二代目戸田利兵衛(戸田組 [現戸田建設] 社長)

二代目戸田利兵衛さんによる
建設業界のあり方についての持論
だったそうです。

ふと思い浮かんだこの言葉が
「そうだよ、このお客さんは
 受注産業だったよ!」
ということを思い出させてくれたんです。

建売住宅の販売会社ならともかく、
中小零細の建築屋さんは、
注文を受けてから家を作ったり
リフォームの工事をしますよね。

そう、まさに受注産業。

それゆえ、仕事の確保のために
営業をしなければなりません。
多くの中小零細業者さんは社長さんが
営業をしてると思います。

このとき、
職人さんや設備・機械をたくさん
抱え過ぎているとどうでしょう?

職人さんを遊ばせるわけにもいかず
ほとんど利益が出ないとわかっている
無理な注文でも受けていませんか?

かといって、職人さんが少なければ
人手が足りず、せっかくの注文を
お断りすることも増えてしまいますよね。

だから、
どれだけの職人さんと機械・設備を
抱えるのかは、とても難しい問題で
みなさん頭を悩ませていると思います。

このとき、大切なのが、中長期の
自社のプランです。

将来、自社がどこを目指すのか。
そのプラン。

それに合わせて自社の規模を
整えていくのが基本の考え方です。

あなたは、
自社の適切な規模を考えてますか?
中長期のプラン、ありますか?


牧野でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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