2022.05.25
計算式は、ハ・ジ・キ
![](https://banso-sha.jp/wp/wp-content/uploads/2022/05/girl-g40ec9b6c5_1280-1.png)
小学校のころから速さ関係の
算数の問題が苦手でした。
速さ=距離/時間
という公式は覚えているのですが、
時速50キロで100キロの道のりを行くと
何時間かかるか?
のような応用問題が苦手だったんです。
それを見事に解決してくれたのが
中学2年の時の数学の先生でした。
それが、ハジキ。
![](https://banso-sha.jp/wp/wp-content/uploads/2022/05/ハジキ.jpg)
上の図です。
求められているものを隠してやれば
必要な式がわかるというものです。
例えば、キョリを求める問題なら
ハヤサとジカンをかけてやる、
ジカンを求める問題なら
キョリをハヤサで割ってやる
といった感じです。
これは、私にとっては救世主でした。
いまでも車を運転していて
このハジキ、使いますよ。
話がかなり横道に外れました。
今回は、
売上債権回転期間と買入債務回転期間
の計算方法でしたね。
もうすでに調べて計算してみたよ!
という方もいらっしゃると思います。
私の場合、先に速さを計算して、
それから回転期間を計算するんです。
まず、
売上債権を回収する速度と
買入債務を支払う速度
を計算します。
それぞれ
・売上債権回転率
・買入債務回転率
と呼ばれます。
売上債権回転率(回)
=売上高/売上債権
※売上債権=売掛金+受取手形
わかりやすく、端折って説明すると…
この期の売上高は、手元にある売上債権
の何回分の売上高だったか。
裏返すと1年間に何回入金があったか
という意味に近いです。
この数値が、
高ければ、入金回数が多い
ということなので
回収が速く(入金までの期間が短い)
低ければ、入金回数が少ない
ということなので
回収が遅い(入金までの期間が長い)
ということになります。
一方の、支払いの方も同じ考え方で
買入債務回転率(回)
=当期仕入高/買入債務
※買入債務=買掛金+支払手形
この数値が
高ければ、支払い回数が多い
ということなので
支払いが速く(支払までの期間が短い)
低ければ、支払い回数が少ない
ということなので
支払いが遅い(支払までの期間が長い)
ということです。
当然、
売上債権回転率が高く=回収が速く
買入債務回転率が低い=支払いが遅い
と資金繰りは楽になりますよね。
回転率は回数なので
回転期間(日)=365日/回転率
回転期間(月)=12ヶ月/回転率
で日数なり月数が計算できます。
あなたも計算してみてはどうですか?
牧野でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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