2023.03.13
話を聞くことは、相手の想いに触れること
実家の商売のことで、
お母さんと一緒に相談に来られた
ある女性がいました。
ネットで検索して、
牧野を見つけたんだそうです。
数カ月後にその女性が
「今度は両親の会社のことではなく、
自分で事業化したいことがある」
と、再び相談に訪れました。
前回も気になっていたのですが、
無料で相談にのってくれる
公的な機関がいくつもあるのに、
なぜ、費用のかかる私のところに来たんだろう
と不思議に思い、彼女に聞いてみたんです。
ところが、そうした主な公的機関には
すでに相談に行ってきたとのこと。
ではなぜ?
「牧野さんは、
私たちの話をさえぎらず、
最後まで聞いてくれたから」
話がまだ途中なのに、
あれをしたほうがいいとか、
これをしたほうがいいとか、
教えるんじゃなく、
「牧野さんは、一緒に考えてくれたから」
というのがその理由だそうです。
☆
元日本ハムファイターズ監督で
現在は侍JAPAN監督の栗山英樹さん。
日ハム時代から、
選手にとって話しやすい監督
だと言われています。
当の栗山さん本人はというと、
日ごろから気をつけているのは
相手の話を聞くことだとか。
その理由が
「聞き手にならなければ、
相手の悩みや苦しみに近づくことは
できません。」
相手は、話を聞いてもらうことで
気持ちが落ち着いたり、
心の重荷をほんの少し下ろしたりする
ことにつながると考えているそうです。
それを、端的にこう表現しています。
「話を聞くということは、
相手の思いに触れることです。」
私も、
これからもずっと、そしてもっともっと
社長さんの思いに触れていきたい。
あなたは、社員さんの思いに触れていますか?
牧野でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。