ブログ

2026.01.02

正しさより、崩れないほうを選ぶという基準

ゴン中山の言葉が、いまも残っている理由

ゴン中山、覚えていますか。サッカー好きならもちろん、そうでなくても一度は聞いたことがある名前だと思います。中山雅史さんです。

彼が語った、こんな言葉があります。

「たいせつなのは、立ち止まったぶんをすぐに取り返すこと、開いた穴をすぐに埋めることだ。『明日にしよう』は絶対にやってはいけない。開いた穴を放っておくと、どんどん崩れていく。」

この言葉は、勢いで出てきたものではありません。背景を知ると、なるほどと思わされます。

目次

やるべきことと、やりたいことに挟まれたとき
「選んだあと」がいちばん大事
穴が開くことより、放置することの問題
今日、ほんの少し埋めてみる

やるべきことと、やりたいことに挟まれたとき

たとえば、しばらく会っていなかった友達が突然やってきて、「飲みに行こうぜ」と誘ってくる。翌朝は早くから練習がある。本当は行かないほうがいい状況です。

でも、その誘いを断ること自体が大きなストレスになるならどうするか。ゴン中山は、そんなとき「だったら遊びに行ってもいい」と考える人です。お酒を我慢することがストレスになるなら、飲んでもいい。

やるべきことを優先できない自分を責めるよりも、まずは心の状態を整えることを選ぶ。その判断自体を否定しない姿勢が、彼らしいところだと思います。

「選んだあと」がいちばん大事

そのうえで、あの言葉が出てきます。つまり、「やるべきこと」と「やりたいこと」のどちらか一方しか選べない、と思い込まなくていい、ということです。

どちらを選んだとしても、本当に大事なのはそのあと。立ち止まったなら、すぐに取り返す。開いた穴は、今日のうちに埋める。この切り替えの速さが、ゴン中山のスカッとした対処法なのだと思います。

穴が開くことより、放置することの問題

経営でも、人生でも、似たような場面はあります。やらなきゃいけないこと、やっておいたほうがいいことがあるのに、今はそれができない。そして「できなかった自分」を、いつまでも責め続けてしまう。

でも、問題なのは穴が開いたことそのものではありません。穴を放っておくから、どんどん崩れていくのです。放置することのほうが、よほど影響は大きい。

今日、ほんの少し埋めてみる

最近、「明日にしよう」と口にしたことはないでしょうか。もし思い当たるなら、今日、ほんの少しでいいので、その穴を埋めてみる。完璧にやる必要はありません。

ゴン中山が言うように、崩れてしまう前に。そんなタイミングで思い出したい言葉です。


公開・更新履歴
2026年01月02日:公開