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商売は絶対に損をしてはいけない

商売は絶対に損をしてはいけない

今日は3月31日。明日から新年度という会社さんも多いと思います。 新型コロナに始まり新型コロナに終わった今年度の決算。笑顔で迎えられる人はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。 日本はいま第4波の入り口にいると言われていますが、それでも明日から新年度が始まります。2011年に書かれた牧野のメモから「経営の神様」との異名をとった方の言葉です。コロナ禍で迎える新たな1年のために。 商売というのは大小の差があってもやっただけは成功するものだと思う。よく世間では商売だから儲けるときもあれば損するときもある。得したり損したりしているうちに成功していくというが、自分はそうは思わない。絶対に損をしてはいけないのである。商売というのは真剣勝負と一緒だ。首をはねたり、はねられたりするうちに勝つというようなことはあり得ない。活動すれば、それだけの成功が得られなければならないのだ。もし、それができなかったら、それは環境でも、時宜でも、運でも何でもない。経営の進め方に当を得ないところがあるからだ。それを『商売は時世時節(ときよじせつ)で得もあれば損もある』と考えるところに根本の間違いがある。商売というのは、不景気でもよし、好景気であれば、なおよしと考えなければいけない。商売上手な人は、不景気に際してかえって進展の基礎を固めるものだ。松下幸之助

継続の時間軸

継続の時間軸

上の写真、どこだか皆さんご存知ですよね。 そう、グランドキャニオン。アメリカのアリゾナ州北部にある高原をコロラド川が長い時間をかけて侵食してできた景色です。 このように河川による浸食作用によって地形が変化していく過程を「地形輪廻(ちけいりんね)」といって 1. 原地形2. 幼年期地形3. 壮年期地形4. 老年期地形5. 準平原 という段階を経ていきます。しかも、輪廻というくらいですから、準平原を原地形としてふたたび地形輪廻が始まるんだそうです。あの雄大な景色のグランドキャニオンは、この地形輪廻のどの段階にあたると思いますか? なんと、幼年期なんだそうです。コロラド川による侵食が始まって4000万年ぐらいだそうですから、地球の時間軸っていうのはとてつもないですね。 将棋に興味があるわけではないですが、羽生善治さんが好きです。2011年に書いた牧野のメモに、羽生さんのこんな言葉があります。 僕は「才能とは、続けること」だと考えています。 一人前のプロと、一流のプロとの違いは、「継続してできるかどうか」。この一点のみです。 そして夢を叶えるためにも、とにかく続けることです。 牧野は、ITを23年、プロジェクト管理を18年、コンサルティングも18年続けてきました。まだまだ続けますよ! もちろん、あなたも続けますよね。そして、あたなたの仕事が100年後、200年後と受け継がれていくように。

社長が傲慢になるのを防ぐ五原則

社長が傲慢になるのを防ぐ五原則

ある雑誌の記事で読んだのですが、会社が順調に伸びていくのに合わせて社長の報酬が増えると傲慢になりやすいんだそうです。月額の報酬が100万円台を超えて、200万円、300万円となるともう危ないとのこと。 それだの報酬になっても経営を一生懸命やっていれば問題ないのでしょうが、生活が派手になり、経営までおろそかになってしまう人が確実にいるんだそうです。会社の業績が下がり始めるのですが、本人はもう経営できる状態にはなく、最後は倒産か、会社を去ることに。 経営者の悩み相談にメールや電話で応じる「倒産110番」を運営する八起会によれば、報酬の増加による傲慢化は心の甘さに起因していると指摘しています。 その八起会が経営者のあるべき姿勢を5つ掲げています。傲慢になるのを防ぐ心がけでもあるようです。 1.早起き  傲慢になるほど出社時刻がどんどん遅くなっていく。2.笑顔 傲慢になるとそれまでの笑顔が突然なくなる。3.素直 傲慢になると他人の言うことが聞けなくなる。4.感謝 傲慢になると、社員に「ありがとう」と言わなくなったり、お客への感謝の気持ちが薄れてくる。5.いい出会い 傲慢になると、自分を持ち上げ、いい気にさせようとする人が集まってくる=悪い出会い どうです?参考になりましたか?

イケてない中小企業によくある●●セット

イケてない中小企業によくある●●セット

イケてる中小企業に共通して置かれているもの。それは、 ホワイトボードとミーティングスペース ということを以前に書きました。(成長し続ける会社のちょっとした共通点) ホワイトボードも、ただ置いてあるだけではダメでしたよね。(成長し続ける会社のちょっとした共通点…その理由) で、今日、ふと気づきました。これまで訪問した中で、伸び悩んだり、停滞している中小企業に共通することが。 そういえば、どの会社も応接セットがあったなぁ 会議室やミーティングスペースがあって、さらに応接セットがあるのならまだいいのですが、ミーティング用のスペースもないのに応接セットだけはあるという会社は・・・ 中小企業にとって事務所に使えるスペースは限られています。そこにドカーンと応接セットが場所をとってる。 応接セットって機能的じゃないんですよね。打ち合わせするにも、仕事するにも。 仕事をする場所に、仕事にとって機能的でないものが、場所をとってる、ということになりませんか? 会議スペースだったら、社内のミーティングはもちろん、来客時でも使えます。誰にも邪魔されないようにこもって仕事するとか、社員さんがお昼を食べるとか。 みなさんの会社の事務所はどうですか?

●●が長〜い日本。

●●が長〜い日本。

先週は、父が建具の木工所を営んでいたことをご紹介しました。居間のちゃぶ台で父が「カリカリ、ガチャン。カリカリ、ガチャン、ガチャン、ガチャン。」と紙に数字を打っていたのを思い出します。小切手を振り出すのに打刻機(「ローターリーチェックライター」というんだそうです)で金額を印字していたんですね。 信用金庫とはいえ、個人商店が当座預金を持っていたことに驚かされます。遺影に向かって「オヤジ、やるな」と。 月末になると、取引先さんが入れ替わり立ち替わり集金にやってきて、用意していた小切手を母が渡して領収書を受け取る。父も「集金に行ってくる」と集金カバン(懐かしいっ!)を持って出かける。懐かしい昭和の風景。 「手形は絶対に切らん」と父は言っていました。当座預金口座を持っているのですから手形も振り出せたはずですが、その理由までは教えてくれませんでした。 ★ 紙の約束手形を2026年までに廃止する方針を経済産業省が打ち出しました。(2月18日付日本経済新聞) 手形は明治以来の日本独特の商習慣。支払いの猶予になるので、発注企業の資金繰りに役立ってきました。しかしながら、1990年をピークに年々発行額は減り続け、現在ではピーク時の1/4程度まで減少しています。 まもなく2000年になろうとする頃、財閥系企業さんの経営管理システムの導入プロジェクトで、支払業務の効率化を検討していました。管理の手間がかかるし、紙や印紙の費用もかかるので手形を止めたいのだそうですが、下請け企業さんの中には、わざわざ手形で欲しいというところもあると聞き驚きました。その理由は、その財閥系企業さんが振出人になっている手形の効果。割引するにしても裏書きして回すにしても「あの会社とこれだけの金額の取引している」ということを示せるからなんだそうです。 とはいえ手形は、支払う側の支払猶予になる代わりに、受け取った側の現金化を遅らせ資金繰りを厳しくすることになります。近年では受注側の中小・零細企業がしわ寄せを受けるという、負の側面が目立ってきているようです。 手形だけでなく、掛取引に見られるように支払いサイクルの長い日本の取り引き慣行は海外ではあまり例がなく、欧米では、振込、クレジットカード、小切手などが主流とのこと。(35年ほど前のことですがオーストラリアに住んでいたとき、商取引だけでなく、スーパーや町の商店での買い物の支払いに小切手を切っている光景をよく見かけました) 経産省としては、しわ寄せを受けやすい中小企業を商習慣の面からも守ろうということなのでしょうか。 ★ このように長い支払いサイクルの日本では、中小・零細企業といえども資金繰りが経営の重要なテーマのひとつになってきます。 過日、終戦直後に創業した食品卸会社さんの決算書をもとに、債権と債務の回転期間を計算しました。「だいたいこんな感じでお金が回ってますよね。取り引きが順調にいっていれば問題ないでしょうが、ほんの少しのことで支払いに困ってしまいますよね。内心ではちょっとヒヤヒヤしながら経営してませんか?」とお伺いしたところ、社長さんから「そうそう、牧野さん、そんな感じ。決算書からそんなことまでわかるんだぁ。」という答えが帰返ってきました。 この会社さんもそうですが、気にはなっていても資金繰りをきちんと管理している社長さんって少ないように思います。以前、資金繰り表を作りたいというご相談を受けて「この規模の流通業さんでも作ってないんだ!?」と驚いたことがあります。 支払いサイクル=現金化サイクルの長い日本です。自分の会社の資金繰り、チェクしてみてはどうですか?