2019.04.19
成長し続ける会社のちょっとした共通点…その理由
以前、成長し続ける会社のちょっとした共通点が、ホワイトボードとミーティングスペース、というお話をしました。
まだ理由をお話していませんでしたよね。
ただホワイトボードがあるだけじゃダメですよ。
ホワイトボードにTodoリストが書かれていたり、予定表が貼られていたりみたいな、掲示板のようにいつも何か書かれっぱなし、というのではダメです。いつも真っ白になっていないと。
ミーティングスペースも、商品サンプルとか印刷物など仮置場になっているような、いつも何かモノが置かれているのもダメです。何も置かれていない状態じゃないと。
つまり、ボードもスペースも、いつでも使えるようにしてあることが重要です。
23年間いろいろな会社さんに常駐してプロジェクトをやらせてもらった経験でも、会議室を確保しにくい会社さんの場合、プロジェクトを非常に進め辛く感じました。というか、スケジュールは遅れがちになるし、アウトプットのクオリティも落ちます。
ハードなプロジェクトになればなるほどメンバー間の意思疎通のスピード上げて、発生する問題の解決スピードを早めなければなりません。
そのための場所が、会議室やミーティングスペースです。
何か問題が起きたら、関係者がさっと集まって、議論して対策を出して、さっと散る。
炎上中のプロジェクトに火消しとして送り込まれたことが何度かありますが、これができないとホントしんどかったです。
集まって議論するなら話が噛み合わなければならないし、結論もお互いに共通認識を持たなければいけませんよね。
口頭だけで話し合っていると、自分はこいうつもりで言ったのに相手が受け取って認識したものが違っていて議論が噛み合っていない、なんてことありますよね。
「伝えた」と「伝わった」は全く違いますよね。
人数が多いにも関わらずホワイトボードも使わずに行われる会議に何度も参加しましたが、そこで交わされる議論は言葉が飛び交うだけの「空中戦」でした。
そんなときのホワイトボードです。
ヘタでもなんでもいいから、図にしたり、表にしたりしてみると、パッとわかって参加者全員が「な〜んだ、そういうこと」ってなこと、経験してますよね?
まさに、空中戦は一見に如かず。
売上が毎年20%ペースで伸びている沖縄県内の企業の社長さんも「社員からは朝令暮改って思われてるかもしれないけど、思いついたら関係する社員をこの場所にサッと集めて、ホワイトボードにパッパッパと書いて指示をちゃんと理解させる」って言ってました。
ミーティングスペースとホワイトボードの重要性、ご理解いただけました?