2020.11.14
道は一つじゃない
先日の晩は、地元町議会の若手議員さんと二人で飲んでいました。話題はひたすら町の現状の問題点や将来について。気がつけば5時間が過ぎていました。 この議員さんとはこれまでお会いしたことは2回だけ。Facebookでつながって、この議員さんの投稿を見ていると、主にご高齢者や青少年向けの地域貢献活動を地道に続けているのがわかります。 誰も使っていなければ、トラック内の芝生で寝転がったり、ジョギングしたり、子どもたちが遊んだりできる陸上競技場があるのですが、ここをFC琉球のサブグランドとして整備する計画があります。 もちろん、グラウンドゴルフ場やちょっとした広場、ウォーキングコースも併設されるのですが、完成予想図を見るとこれまでトラックのあった場所にできる広い芝生のグランドは、高いフェンスで囲われていて「あれだけ広くて何もない芝生の空間を自分たちは奪われてしまうんだな」という思いがしました。 そんなことをこの議員さんとMessengerでやり取りしていたのですが、推進する立場の議員さんとしては文字のやり取りではなく「一緒に飲みましょう」となったわけです。 生まれて初めての議員さんとのサシ飲み。 私として伝えたかったのは、老朽化の激しい陸上競技場を町の単独予算で整備し直すのは難しく、何らかの事業費を引っ張ってくる必要があったのはわかります。だからハードの事は仕方がない。 一方で、 運用は町民のためにあってほしい と伝えました。 要するに、FC琉球が練習していないときであれば、いままでどおり、地域の住民が芝生のグランドでジョギングしたり、寝転がったり、子どもたちが遊べるようにしてほしい、ということです。 これには議員さんにも大賛成いただき、現在検討されている運用面の施策案などを聞かせてもらえました。 うん、道は一つじゃないですよね。