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あと37時間
旧盆はまだ先ですが、今日は内地ではお盆の中日ですね。 今回からお読みになる方は、第1回と前回もご覧下さい。金曜日は、問題は何かを確認しました。問題とは 1.排除命令への対応 2.排除命令によるビジネスへの影響の2つで、1.は行政処分なので、最優先で必須でした。 排除命令への対応は ①公正取引委員会は、自社の販売方法について ・どこが ・どのように 問題だとしているのかを把握する。 ②公取から指摘された点にどう対応するかを考えるの2段階でした。 まず、公取からの通知文をしっかりと読み込んで、何を問題としているのかを洗い出します。記憶では指摘された点は6つほど。さらに、その6項目のどこがいけないのか、問題とされた理由を把握していきます。 第2段階は、その6項目について対策を検討していきます。ここでいちばん大切なことは、公取が問題としている理由に対してきちんと応えているか。 「ここがいけないということなので改善します」だけではなく、「これで、公取さんが問題とされた理由は解消しましたよね」といえるかどうかです。 これ、お客のクレーム対応も同じではないでしょうか。お客がいったい何に対してどう不満なのか、そこを解消しない限りお客は納得しませんよね。 検討された対策については、実行可能かも検証が必要です。・費用はいくらかかるのか。・手間がどれくらい増えるのか。・人員は足りるのか。など、実際にやれるのかも検証した上で、対応策として決定します。 日付がかわるころ、ここまで終えたところで、土曜日は終了。公取の記者会見まで、あと37時間です。
 
                               
                               
                              