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2021.05.26

組織が変わった!?きっかけはトップの交代?

経営の理論と実践。
学んだ理論は実践しないことには宝の持ち腐れです。
でも、同じことを学んだ人たちが、実践してみた結果に差が出るのはなぜでしょう?
その一つの要因が理論と実践の間をつないでいる思考過程です。
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大学入試改革の目玉のひとつだった大学入学共通テストでの英語民間試験の導入。
20年1月の試験から予定されていた実施は土壇場の19年11月に見送られ、そのままとなっていました。
検討を続けていた有識者会議からは今回見送りが提言され、文科省が断念する方向だとの報道が、昨日の朝刊一面に出ていました。

各方面から様々な問題点が指摘され、批判にさらされていたこの制度。
文科省は批判を押しのけるように実施に向けてひた走り、突如試験2ヶ月前に急ブレーキを踏んで受験生や民間試験機関を大混乱させました。

文科省が突っ走ってしまったのは、入試改革の目玉としてこの制度を掲げたため「手段が目的化」したのではないか、と19年11月にこのメルマガでも書いてます。
民間英語試験導入見送りにみる手段の目的化

他方で、組織には慣性の法則が働くということも、かつてこのメルマガで書きました。
組織に働く慣性の力

組織が大きければ大きいほど、歴史が古ければ古いほど、風土が硬直化していれば硬いほど、慣性の力は大きいので、官僚機構の文科省が一度掲げたことを断念することは難しいだろうと思っていました。

官僚組織も柔軟になったのでしょうか。
2019年の急ブレーキは、新たな文部科学大臣の就任直後のこと。その大臣は内閣が代わっても現在までそのまま留任しています。
トップが変わると組織風土も変わるんですね。
こちらも読んでみてください。
経営者のあり方が社風を決め、社風が会社の業績を決める


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