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やっぱり売り方?

やっぱり売り方?

沖縄本島のこの週末は貴重な晴れ間となりましたね。どんよりとした天気の今日が仕事納めという方も多いのではないでしょうか。私は年末年始もいつもどおりに過ごしていこうと考えています、が、noteは休みましょうかね ^^; いつもどおりということで、先日のがっちりマンデー!から。テーマは売れてる地元調味料。 番組を見ていて感じた共通点は、やっぱり「売り方」。 たとえば、沖縄県民や沖縄へ観光に来た人ならおなじみの「雪塩」。甘さを引き立てるという特徴を活かそうと、スイーツとのコラボの道を選びました。 余談ですが、最初は地元のお菓子メーカーと組んでちんすこう。私、ちんすこうは好きじゃなかったんですが、この「雪塩ちんすこう」を食べてからはちんすこうが食べれるようになりました。 雪塩ちんすこうがジワジワと売れてくると、ミルキーやカントリーマームからコラボの打診が。 こうしたコラボの条件としたのはパッケージに「雪塩」のロゴを少し大きめに出してもらうこと。これで認知度が高まり、雪塩そのものも売れていったそうです。 番組に紹介されていたのは、この他にも広島の「レモスコ」と新潟の「かんずり」。 レモスコは、広島市街から広島空港への移動の途中に多くの人が立ち寄る小谷サービスエリアに猛烈に営業をかけて置いてもらったところ、広島らしくてコンパクトなお土産として人気を呼び、すかさず、牡蠣やお好み焼きにも合うと宣伝して広島定番の食の横の座を狙いに行き、広島の人気お好み焼き店で調味料としてテーブルに置いてもらえるようになりました。 新潟に400年以上伝わる伝統調味料「かんずり」は、地元スーパーのお惣菜の調味料として使ってもらうことで認知を呼び起こし、売上を伸ばしていきました。 どうです?どれも売り方に工夫を加えていると思いませんか? それと、もう一つ共通点が。 どの調味料も売上を2倍、4倍と伸ばしていますが、それに費やした時間は10年とか20年という長い時間。 ドカーンと売上を伸ばしたんじゃなくて、ジワジワと売上を伸ばしたんですね。

「安心」対「安全」

「安心」対「安全」

福島の原発事故以来でしょうか、「安心」と「安全」がセットで語られるようになり、行政府も企業も「安心と安全をお届けします」のようなフレーズをよく耳にします。 そのたびに、「安全」は安全基準などといわれるように数値で測ることができるのに対し、「安心」は受け取る側の気持ちの問題なのにどうして「安心」を「お届けします」といい切れるんだろう? と疑問に思っていました。 先日、食事の後の洗い物をしているときのBGMとしてテレビの情報番組を流してました。コロナ第3波に対する政府の対策を云々していたのですが、危機管理の専門家として出演していた田坂広志さん(多摩大学大学院名誉教授)の話に洗い物の手が止まりました。 こんな内容でした。・危機において政府は、「安全」を確保して、国民が「安心できるように」しなければならない。・「安全」は安全確保対策の実施・「安心」は情報提供・ただし、「安心」を与えるには、信頼されていることと納得してもらえるメッセージ 福島の原発事故以来でしょうか、「安心」と「安全」がセットで語られるようになり、行政府も企業も「安心と安全をお届けします」のようなフレーズをよく耳にします。 そのたびに、「安全」は安全基準などといわれるように数値で測ることができるのに対し、「安心」は受け取る側の気持ちの問題なのにどうして「安心」を「お届けします」といい切れるんだろう? と疑問に思っていました。 先日、食事の後の洗い物をしているときのBGMとしてテレビの情報番組を流してました。コロナ第3波に対する政府の対策を云々していたのですが、危機管理の専門家として出演していた田坂広志さん(多摩大学大学院名誉教授)の話に洗い物の手が止まりました。 こんな内容でした。 危機において政府は、「安全」を確保して、国民が「安心できるように」しなければならない。「安全」は安全確保対策の実施「安心」は情報提供ただし、「安心」を与えるには、信頼されていることと納得してもらえるメッセージ なるほど、「安心」を「お届けする」には、 日頃から信頼されている「なるほど、それなら安全だね」と納得してもらえるメッセージを伝える の2つが揃っていなければならない。つまり、安心を届ける側の状態がとても重要なんですね。 あなたも、お客さんに安心を届けられる状態ですか?

一歩ではなく、半歩

一歩ではなく、半歩

前回の「99敗1勝」を書いていて思い出したのが、ここで何度かご紹介している赤毛のお兄さん、カリスマ美容師の高木琢也さん。 コロナ禍で雇用情勢が厳しい中、就活を続けるひとりの男子学生が高木さんのところへ髪を切りに来ました。企業から何度も断られて自信をなくしているその学生は、目が隠れるぐらいまで前髪を長くしていました。 「顔を上げろ、前を見ろ」そんな気持ちで高木さんは彼の前髪をバッサリと切ります。 一歩でなくて、半歩でいい。自分の可能性を広げる半歩。半歩だったらギリギリのところでジャッジできるから。その代わりに、2,3個半歩出せって。そうすると見えなかったものが見えてくる。 99敗は、大きな一歩でなくてもいいです。半歩なら、失敗の影響も少なくてすみます。 あなたも私と一緒に、その半歩を99回出しませんか。

知恵の足りなさを認めてないですよね?

知恵の足りなさを認めてないですよね?

私のお客さんではありませんが、定例の会議で会社の幹部の方を集めて報告させ、望ましくない報告に対しては、ただ怒るだけの経営者さんがいらっしゃいました。 かつては年商10億を超えた時期もあったとのことですが、当時は年商7億前後を行ったり来たり。毎年度、前年の売上を維持するのがやっとの状態だったようです。 「どうしてなんだ!」と言われれば、社員さんとしてはその原因について答えるしかありません。すると、社長からは「言い訳をするんじゃない!」 社員さんとしては、もうどうしようもありませんよね。自尊心も傷ついたり、やる気もなくします。 どうしてこんな昔のエピソードを思い出したかというと、 怒るのは、自分の知恵の足りなさを認めるようなもの という孫正義さんの言葉を見つけたからです。 この社長さん、かつての右肩上がりの成長を続けることができず、絶頂期から長い低迷期に入ってしまってもどうしていいのかわからなかったんでしょうね。 リーダーの仕事は人に動いてもらうことです。怒って社員さんのやる気を削ぐのではなく、どうすれば社員さんが自ら動いてくれるのか知恵を絞ることです。 もちろん、あなたは、知恵の足りなさを認めてないですよね?

99 敗 1 勝

99 敗 1 勝

年の瀬も押し迫ってきましたね。来年はこんな新しいことをやってみようと構想している方もいると思います。 事業を経営する中で、成長のために新しいことにチャレンジすることは必要です。 でも、ユニクロ創業者の柳井正さんが著書『一勝九敗」で書いています。 経営は試行錯誤の連続、十回新しいことを始めれば、九回は失敗する。 と。 この『一勝九敗』って、1 回成功して残り 9 回失敗する、ってことじゃないですからね。おそらく柳井さんのことだから、新しいことにチャレンジして9 回失敗してやっと1 回成功する、ってことでしょう。 ユニクロでさえ 9 回失敗して 1 回成功なんですから、私たちだったら、倍の19 敗1勝、いやもっと、 99 回失敗して 1 回成功すれば OK! ぐらいの気持ちで挑戦しないと。 あなたも、私と一緒に 99 敗 1 勝へ向かって頑張りませんか?