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あなたの会社は知られていない

あなたの会社は知られていない

銀行の営業(渉外)担当のさんは常時50社以上、多い人で100社以上を担当していると聞きます。 私がこれまでにお話を聞くことができた行員の方々も100社ぐらいという答えが多かったです。 支店の銀行員さんは、新規取引先の開拓はもちろんのこと、定期性の預金、投資信託から、クレジットカードなど多くの商品の販売目標が課せられており、毎日忙しく走り回っています。 働き方改革がその忙しさに拍車をかけているとも。 そんな超多忙の中では、取引先の会社を1社ずつ丁寧に見るなんて余裕なさそうですよね。 さらに、頻繁にやってくる転勤では前任者からの引き継ぎはたった数日で終わらせてるんじゃないかと思ってしまいますよね。 想像するに、おそらくあなたの会社は数十社の中の1社。 たとえ、数十年の付き合いのある銀行であっても、担当者にとっては数十社の中の1社。 銀行の担当者は、あなた会社のことをよく知らないぐらいに考えておくのがちょうどいいのではないでしょうか。 とはいえ、自分の会社のことをできる限り知ってもらい、好きになってもらう努力はしなければいけませんよね。 あなたは、そうした努力をしていますか? 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

200年経っても変えない。

200年経っても変えない。

人間五十年化天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり 織田信長が好んで演じたことで知られる幸若舞の敦盛。 平家物語やこの敦盛に登場する武将、熊谷直実。 1184年、鵯越で有名な一ノ谷の戦いで平敦盛を討ち取った源氏の武将です。 一方で、日本一高い地価で有名な銀座の鳩居堂。 熊谷直実から数えて20代目の熊谷直心が1663年に京都で薬種業を始めました。 これが鳩居堂の始まりです。 二羽のハトが向かい合う商標は源頼朝から与えられた旗印を元にしたというから歴史の重みを感じます。 薬種からお香をつくるようになり、薬種と合わせて筆や墨、唐紙なども輸入するようになったところから、お香、毛筆、和文具の製造・販売という現在の業態に固まったのが1800年代前半。 もう200年も同じ業態を続けているんですね。 新製品はほとんどないそうです。 流行にはついていかない、とも12代目社長の熊谷直久さんは語っているそうです。 前回ご紹介した丸一海運。時代の変化に適応してきた会社です。 一方で伝統を守り続ける鳩居堂。 歴史ある会社の守り方はそれぞれなんですね。 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

時代に適応し続けて270年

時代に適応し続けて270年

引火性物質や毒劇物など危険物の取扱で強みを発揮する丸一海運という会社が大阪にあります。 創業はなんと1751年。船大工の頭領だった樋屋庄五郎が御座船を建造する御用造船所を開業したのが始まり。 祖業は海運じゃなかったんです。 明治維新後に樋屋から樋口造船所に改称する一方で1908年(明治41年)に樋口艀部を新設して貸船業・回漕業にも進出。 ところが昭和に入って、戦時統制で造船業も回漕業も統制会社に集約され、1751年以来の伝統はいったん途切れました。 戦争が終わると、造船業のほうは頭領が集まらずに断念。 一方の回漕業はというと、統制会社に供出していた25隻の艀のうち7隻が返還され、船頭も戻ってきました。 こうして樋口艀部だけで再興を果たします。 終戦後しばらくは、日本には危険物用の倉庫が少なく、代用倉庫として艀で保管することが認められていました。 再始動したばかりのころ、艀を保有していた樋口艀部にも濃硫酸、濃硝酸、塩酸といった輸出向け危険物の輸送依頼が舞い込むようになりました。 これを機に危険物の保管業務へ転出。さらに輸出入業務、通関業務、危険物の小口混載輸送へと業務の取扱を広げていったんです。 この道一筋、というのが老舗のイメージ。 ところが、200年、300年と続く企業は時代の変化への適応力も身につけているんですね。 あなたの会社は、時代の変化への適応力がありますか? 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

真境名秀樹を生み出す社長の共通点

真境名秀樹を生み出す社長の共通点

真境名秀樹。アニメ・小説・ドラマによく登場する典型的なバカ息子。朝ドラ「ちむどんどん」に登場しました。 でもそういう人、実在しますよというのが前回でした。 ▼ あの真境名秀樹は実在する!?https://banso-sha.jp/blog/20220502/ 真境名秀樹みたいな息子を何人か見てきたのですが、社長であるその親にも共通点があるようです。 まず最初にいえる共通点は、息子を早くから自分の会社に入社させていきなり部長などの役職につけています。 息子が他の会社で働いていた期間があるといってもごく僅かな期間ですし、将来を見据えた計画的な修行といえるようなものではなかったようです。 彼らは、人に使われた経験がない、あるいは少ない、と私は分析しています。 次に、社長である親が会社にいない。 朝早く出勤しても、お昼前には帰ってしまうとか、ホントに月に一度会社に来るかどうか。 だから、息子たちが何をしているか全く知りません。 息子は親を真似ますよね。 親が帰ったあとは、息子も何もせずプラプラしてる、 とか 親が会社に来ないのをいいことに息子もほとんど会社に来ない。 ホントに真似ちゃうんです。 親が社員に対してとる態度までドラ息子は真似ますからね。 そして最後に、社長である親が創業者であること。 どうしてなんでしょうね。 一代で会社を築くことはできても人を育てることは難しいですね。 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

あの真境名秀樹は実在する!?

あの真境名秀樹は実在する!?

4月から始まった朝ドラ「ちむどんどん」 先週、時任勇気が演じる真境名秀樹が登場しました。「時任」という苗字からわかるように時任三郎の息子だそうです。 それはさておき、役どころは名護にある商社「真境名商事」のバカ息子。 親の威光と財力を鼻にかけるホントにいけ好かない男です。 アニメやドラマによく出てくるキャラクターですよね。 わじわじぃしますよね。 親も一代で成り上がったような設定が多く息子のバカさ加減を全然知らない、というのもお決まりのパターンです。 こういう真境名秀樹みたいな男はフィクションだから登場すると思っていませんか? いやいや、そういう息子、実在するんですよ。 私も「こんな人、ホントにいるんだ!」と驚きました。 あんな感じで大人になってしまうと手の施しようがないです。 会社の中で重要なポジションにつけてしまっていたら、もう誰からも注意されない。 社員はみんな腹の底では呆れているけど、本人は社員を見下してしまっているからホントは社員から見下されていることに気づけない。 唯一注意できるのが社長である父親だけ。 その父親も息子の仕事ぶりを全然チェックしない。ちゃんと仕事していると思っている。それとも、制御が効かなくなった息子を持て余してしまっていたのか... 見ていて、痛々しかったです。 父親が悪いのか息子が悪いのか。何が要因なのか。 長い年月をかけた結果なので全くわかりません。 気づけなかったのか。気づいていても真剣に手を打たなかったのか。 顛末の一例をあげると、 親が隠居したあと、息子は自分が掘った墓穴で会社を去らざるを得なくなりました。 結末も痛々しいです。 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/