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コミュニケーションか、命令か。

コミュニケーションか、命令か。

「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」が重要だと聞いたことがありますか? 一方で、「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」で判断すべきとも言われます。 前者は話し手のあり方が問われていて後者は受け手のあり方が問われています。 どちらもコミュニケーションに関わることですよね。 コミュケーションについてドラッカーがこんな事を書いてます。 コミュニケーションを成立させるのは受け手である。内容を発する者、つまりコミュニケーターではない。彼は発するだけである。聞く者がいなければ、コミュニケーションは成立しない。ドラッカー「マネジメント」 なんと! 確かに、聞く人がいなければコミュニケーションは成り立ちませんよね。 聞く人がいても、聞く耳をもってもらえなければこれまたコミュニケーションとはいえませんよね。 聞く耳をもっていない人を立場と言葉で動かせば、それは命令。 あなたのスタッフさんは、あなたの話を聞く人ですか? 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

宿命的な産業

宿命的な産業

先日、建築関係のお客さんと打ち合わせをしているとき、この言葉が思い浮かびました。 建設産業は、ある面からみれば受注産業の枠から出られない宿命的な産業であり、経営規模もいたずらに大を望むべきではない。二代目戸田利兵衛(戸田組 [現戸田建設] 社長) 二代目戸田利兵衛さんによる建設業界のあり方についての持論だったそうです。 ふと思い浮かんだこの言葉が「そうだよ、このお客さんは 受注産業だったよ!」ということを思い出させてくれたんです。 建売住宅の販売会社ならともかく、中小零細の建築屋さんは、注文を受けてから家を作ったりリフォームの工事をしますよね。 そう、まさに受注産業。 それゆえ、仕事の確保のために営業をしなければなりません。多くの中小零細業者さんは社長さんが営業をしてると思います。 このとき、職人さんや設備・機械をたくさん抱え過ぎているとどうでしょう? 職人さんを遊ばせるわけにもいかずほとんど利益が出ないとわかっている無理な注文でも受けていませんか? かといって、職人さんが少なければ人手が足りず、せっかくの注文をお断りすることも増えてしまいますよね。 だから、どれだけの職人さんと機械・設備を抱えるのかは、とても難しい問題でみなさん頭を悩ませていると思います。 このとき、大切なのが、中長期の自社のプランです。 将来、自社がどこを目指すのか。そのプラン。 それに合わせて自社の規模を整えていくのが基本の考え方です。 あなたは、自社の適切な規模を考えてますか?中長期のプラン、ありますか? 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

助けを求めることは、あきらめることではない

助けを求めることは、あきらめることではない

以前ご紹介した絵本「ぼく モグラ キツネ 馬」 この本の中から「最も勇敢な言葉」を以前ご紹介しました。 いちばん勇敢な言葉 「一番勇敢な言葉は?」というぼくからの問いに 「たすけて」 と馬が答えたんですよね。 さらにぼくは問います。 いちばん強かったのはいつ? 馬は答えます。 弱さをみせることができたとき さらに、馬の言葉が続きます。 たすけを求めることは、あきらめるのとはちがうあきらめないために、そうするんだ 諦めないために助けを求める。なんという真理。そして、なんと力強い。 主要産業が観光の沖縄で、コロナ禍の影響を受けなかった人は少数派でしょう。 影響がなかなか収まらない人、影響が遅れてやってきた人、沖縄県内であろうと、県外であろうと今も苦しい状況にある人は多いと思います。 でも、みなさん諦めてないですよね。 ならば大きな声で、言いましょう。 たすけてっ! 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

ついつい手を出してしまう誘惑

ついつい手を出してしまう誘惑

知人の社長さんが、起業前の話をしてくれたことがあります。この方(Yさん)は、量販店に勤めていたことがあるそうです。 衣料コーナーを担当していたのですが、ある日、店内でお客さんのこんな声を耳にします。 「あっ、安くなってる!」 おそらく、すでに買い求めた商品が購入時の値段よりも安くなってることを知って思わず口にしてしまったのでしょう。 このお客さんの声を耳にしたYさんは、お客様に申し訳ないことをしたと心を痛め、それ以降は、できる限り定価で販売することを決意します。 「安い!」「お得!」がウリの量販店。そこで行う定価販売です。かなりの工夫と苦労があったことでしょう。 その甲斐あって、Yさんはその店舗へ異動後たった6ヶ月で粗利率の部門記録を塗り替えてしまいました。 また、粗利額においても、全店における同部門の1/4をYさんが責任者を務めるその1店舗で稼ぎ出したそうです。 「値引き」は販売手法として一番効果が出やすい方法の一つですから、ついついその誘惑にかられてしまいます。 でも、売値の値引きにともなって原価まで下がるわけではありませんから、粗利は減ります。 他店では売れ残ってしまい、ついつい値引きして販売していた商品をYさんが自店に引き取って、定価で販売することまでやってのけたそうです。 Yさんが粗利で他店を上回るのは、当然といえば当然ですね。 あなたは、粗利を大切にしていますか?いつか、粗利の大切さについても書いてみたいと思います。 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

時代は変われど、求められ続けてきたこと

時代は変われど、求められ続けてきたこと

「財界のご意見番」ともいわれる経団連の会長職。 第二代経団連会長石坂泰三が就任翌年の1957年、財界への注文を問われた時の答えが次のようなもの。 日本にいま一番大切なものは、経済道義の高揚である。石坂泰三 「経済道義」 難しい言葉ですね。 昨年のNHK大河ドラマで話題となった渋沢栄一の「論語と算盤」に通じます。 公益財団法人渋沢栄一記念財団の定款の第3条(目的)にも次のようにあります。 渋沢栄一が終始唱道実践せられた道徳経済合一主義に基づき、経済道義を昂揚することを目的とする。公益財団法人渋沢栄一記念財団 定款 日本に資本主義が誕生したばかりの明治。戦後復興の途上にあった戦後の昭和。行き過ぎた資本主義ともいわれる令和。 時代が変わっても、経済道義が求めらることに変わりはないようです。 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/