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組み立て式の経営計画の目標ってどういうこと?

組み立て式の経営計画の目標ってどういうこと?

前回は、 経営計画を実行した結果、目標を達成できた、できなかった、どちらでも原因が探れるように、目標を組み立て式にしましょう。 というお話でした。 「組み立て式の目標ってどういうこと?」 というご質問がありました。 そんなにむつかしい話じゃないです。 たとえば、売上。 「売上」と聞いたときにどんな計算式を思い浮かべますか? ①商品単価 × 数量②1日の平均売上 × 営業日数  : などなど、業態によってそれぞれ思い浮かびますよね。 ハイ、それです。 例えば②なら、目標を立てるときに、 1日の平均売上をいくらにするぞ!今年は営業日数は○○○日の予定だ!だったら目標売上は●●●円! というふうに目標を立てることです。 で、目標達成できなかったとしたら、 1日の平均売上は目標通りだったか、営業日数は予定通りだったか を確認すれば、原因がわかりやすいですよね。 目標を達成できた場合も同じで、どこが良かったのかを確認すればいいわけです。

経営計画の目標、組み立て式になっていますか?

経営計画の目標、組み立て式になっていますか?

前回は「経営計画の定期的な進捗確認をして、目標を達成できても、できなくても、その原因を探りましょう」というお話でした。 原因を探るとき、 なぜ売上目標を達成できたんだろう?なぜ売上目標に届かなかったんだろう? と、やみくもに考えても答えは見つからないですよね。 目標を立てたときの根拠に沿って、何ができていて、何ができなかったか、を検証しなければ答えは見つかりません。 ですから、ただ単に「対前年比○%UP」ということで目標値を決めてしまうと、原因究明ができなくなってしまいます。 目標を構成する要素ごとに 「要素Aは予定通りにできたけれど、要素Bが足りなかったので目標に届かなかった。だから、Aはウチの強みになっているかも。次はBの対策をしっかりやろう」 という分析ができるように、目標は組み立て式にしたいものです。 あなたの会社の経営計画の目標は組み立て式になっていますか?

経営計画の目標、達成できたとしても、その理由、分かってますか?

経営計画の目標、達成できたとしても、その理由、分かってますか?

経営計画には3年の中期計画や5年を超える長期計画などありますが、社長として普段から気になるのが毎年の年間計画の達成状況ですよね。 経営計画の実行にあたっては、定期的に進捗状況を確認していることでしょう。今まさに実行中の年間計画となればなおさらですよね。 計画の進捗確認をしてみて、目標を達成していない場合はその原因を探らなければいけません。 一方、目標が達成できているとしても、なぜ達成できたのかその理由を把握していますか? なぜなら、目標が達成できた理由の中には、今後の飛躍のためのヒントが眠っているからなんです。 以前、失敗を未然に防ぐのがプロジェクト管理の最大の目的ではないか、とお伝えしました。 経営計画の立案からその実行はまさにプロジェクト管理そのもの。経営計画の未達成を未然に防ぎ、目標を見事に達成したら、さらなる成長へ向けた経営のヒントを見つけましょう。 今日の話題もセミナーの中でお話できればと思っています。 先日ご案内した4月5日(金)開催のセミナーは満席となりました。ありがとうございます。 追加開催のご要望を多数いただき、日時が決まりましたのでご案内します。 タイトル:「新商品開発も、新規事業も、経営計画だって、ぜーんぶプロジェクト。 だからこそ、失敗を未然に防ぐ!プロジェクト管理の最重要ポイント」内容:・失敗するプロジェクトに共通する原因・いまさらですが、目的・目標の設定がキモ!・プランニングが結果を左右する!・進捗管理はプロジェクトの「報・連・相」対象: 経営者、個人事業者、起業を予定している方講師: 牧野 誠(伴 走 舎 代表伴走者・中小企業診断士)日程:下記の中から選んでください。   4月18日(木)   5月10日(金)   5月24日(金)   6月14日(金)   6月28日(金)(※時間、場所、定員、受講料はどの日程でも同じです。)時間: 17:00〜18:30(16:30開場)場所:沖縄県男女共同参画センター(てぃるる)   5F 特別会議室住所:那覇市西3-11-1定員:3名(完全予約制)受講料:5,000円(当日現金でのお支払い)懇親会:各日程とも、セミナー終了後、懇親会を予定しています。    ぜひともご参加ください(会費3,000〜4,000円)。お申込み: 下記よりお申し込みください。 (受付は終了しました)

成長し続ける会社のちょっとした共通点

成長し続ける会社のちょっとした共通点

これまでに、従業員1万人超、年商数兆円の巨大企業さんから、年商数百万円の個人事業主さんまで、実にたくさんの企業・事業者さんを拝見させていただきました。 大きな企業さんだけど、安定してしまい頭打ち感がでている企業さんもあれば、まだまだ勢いのある企業さんもある。 小さな事業者さんでも同様に、伸び悩んでいる事業者さんもあれば、ガンガン売上を伸ばしている事業者さんも当然いらっしゃいます。 規模も同じ、業種も同じだったりするのにこの違い、なぜでしょう? これまでにおじゃました企業・事業者さんを思い返しているとき、ふと、「ちょっとした違い」に気づきました。 それは、 ミーティングスペース・会議室  と ホワイトボード  が あるかないか。 ミーティングスペースとホワイトボードが、あるにはあっても、「どのような状態になっているか」というのも重要です。 もちろん、なぜなのか牧野なりに分析した理由がありますが、またの機会に。

プロジェクトの実現を確実なものにしていますか?

プロジェクトの実現を確実なものにしていますか?

企業の大小や個人事業かを問わず、新商品の開発や新規事業は社内にこれまでなかったものにチャレンジするのですから「プロジェクト」といっても差し支えないでしょう。 事業の成長にとって、新しいことへの挑戦(=プロジェクト)は必要不可欠でありながら、すべてが上手くいくとは限りません。 ユニクロ柳井正一さんも著書「一勝九敗」で 経営は試行錯誤の連続、十回新しいことを始めれば、九回は失敗する。と言っています。 でも、毎回華々しい成功はなくとも「失敗を防ぐことや、失敗しても最小限にすること」はできるはずです。 それこそが「プロジェクト管理」の最大の目的だともいえます。 コンサルティング会社時代、新しいプロジェクトに私が配員されると、担当の執行役員が「いいくじ引いた」と言っていました。 プロジェクトの担当分野を「確実に無難にまとめてくれる」というのが私に対する評価だったのかも。 剛速球のエースではないけれども、ローテーションに欠かせない確実に試合を作れる投手、という感じでしょうか。 そんな牧野は「失敗を未然に防いで確実にプロジェクトを実行するポイント」についてお話しするセミナーも開催しています。