2022.05.09
200年経っても変えない。
人間五十年化天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり 織田信長が好んで演じたことで知られる幸若舞の敦盛。 平家物語やこの敦盛に登場する武将、熊谷直実。 1184年、鵯越で有名な一ノ谷の戦いで平敦盛を討ち取った源氏の武将です。 一方で、日本一高い地価で有名な銀座の鳩居堂。 熊谷直実から数えて20代目の熊谷直心が1663年に京都で薬種業を始めました。 これが鳩居堂の始まりです。 二羽のハトが向かい合う商標は源頼朝から与えられた旗印を元にしたというから歴史の重みを感じます。 薬種からお香をつくるようになり、薬種と合わせて筆や墨、唐紙なども輸入するようになったところから、お香、毛筆、和文具の製造・販売という現在の業態に固まったのが1800年代前半。 もう200年も同じ業態を続けているんですね。 新製品はほとんどないそうです。 流行にはついていかない、とも12代目社長の熊谷直久さんは語っているそうです。 前回ご紹介した丸一海運。時代の変化に適応してきた会社です。 一方で伝統を守り続ける鳩居堂。 歴史ある会社の守り方はそれぞれなんですね。 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/