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時代に適応し続けて270年

時代に適応し続けて270年

引火性物質や毒劇物など危険物の取扱で強みを発揮する丸一海運という会社が大阪にあります。 創業はなんと1751年。船大工の頭領だった樋屋庄五郎が御座船を建造する御用造船所を開業したのが始まり。 祖業は海運じゃなかったんです。 明治維新後に樋屋から樋口造船所に改称する一方で1908年(明治41年)に樋口艀部を新設して貸船業・回漕業にも進出。 ところが昭和に入って、戦時統制で造船業も回漕業も統制会社に集約され、1751年以来の伝統はいったん途切れました。 戦争が終わると、造船業のほうは頭領が集まらずに断念。 一方の回漕業はというと、統制会社に供出していた25隻の艀のうち7隻が返還され、船頭も戻ってきました。 こうして樋口艀部だけで再興を果たします。 終戦後しばらくは、日本には危険物用の倉庫が少なく、代用倉庫として艀で保管することが認められていました。 再始動したばかりのころ、艀を保有していた樋口艀部にも濃硫酸、濃硝酸、塩酸といった輸出向け危険物の輸送依頼が舞い込むようになりました。 これを機に危険物の保管業務へ転出。さらに輸出入業務、通関業務、危険物の小口混載輸送へと業務の取扱を広げていったんです。 この道一筋、というのが老舗のイメージ。 ところが、200年、300年と続く企業は時代の変化への適応力も身につけているんですね。 あなたの会社は、時代の変化への適応力がありますか? 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

真境名秀樹を生み出す社長の共通点

真境名秀樹を生み出す社長の共通点

真境名秀樹。アニメ・小説・ドラマによく登場する典型的なバカ息子。朝ドラ「ちむどんどん」に登場しました。 でもそういう人、実在しますよというのが前回でした。 ▼ あの真境名秀樹は実在する!?https://banso-sha.jp/blog/20220502/ 真境名秀樹みたいな息子を何人か見てきたのですが、社長であるその親にも共通点があるようです。 まず最初にいえる共通点は、息子を早くから自分の会社に入社させていきなり部長などの役職につけています。 息子が他の会社で働いていた期間があるといってもごく僅かな期間ですし、将来を見据えた計画的な修行といえるようなものではなかったようです。 彼らは、人に使われた経験がない、あるいは少ない、と私は分析しています。 次に、社長である親が会社にいない。 朝早く出勤しても、お昼前には帰ってしまうとか、ホントに月に一度会社に来るかどうか。 だから、息子たちが何をしているか全く知りません。 息子は親を真似ますよね。 親が帰ったあとは、息子も何もせずプラプラしてる、 とか 親が会社に来ないのをいいことに息子もほとんど会社に来ない。 ホントに真似ちゃうんです。 親が社員に対してとる態度までドラ息子は真似ますからね。 そして最後に、社長である親が創業者であること。 どうしてなんでしょうね。 一代で会社を築くことはできても人を育てることは難しいですね。 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

あの真境名秀樹は実在する!?

あの真境名秀樹は実在する!?

4月から始まった朝ドラ「ちむどんどん」 先週、時任勇気が演じる真境名秀樹が登場しました。「時任」という苗字からわかるように時任三郎の息子だそうです。 それはさておき、役どころは名護にある商社「真境名商事」のバカ息子。 親の威光と財力を鼻にかけるホントにいけ好かない男です。 アニメやドラマによく出てくるキャラクターですよね。 わじわじぃしますよね。 親も一代で成り上がったような設定が多く息子のバカさ加減を全然知らない、というのもお決まりのパターンです。 こういう真境名秀樹みたいな男はフィクションだから登場すると思っていませんか? いやいや、そういう息子、実在するんですよ。 私も「こんな人、ホントにいるんだ!」と驚きました。 あんな感じで大人になってしまうと手の施しようがないです。 会社の中で重要なポジションにつけてしまっていたら、もう誰からも注意されない。 社員はみんな腹の底では呆れているけど、本人は社員を見下してしまっているからホントは社員から見下されていることに気づけない。 唯一注意できるのが社長である父親だけ。 その父親も息子の仕事ぶりを全然チェックしない。ちゃんと仕事していると思っている。それとも、制御が効かなくなった息子を持て余してしまっていたのか... 見ていて、痛々しかったです。 父親が悪いのか息子が悪いのか。何が要因なのか。 長い年月をかけた結果なので全くわかりません。 気づけなかったのか。気づいていても真剣に手を打たなかったのか。 顛末の一例をあげると、 親が隠居したあと、息子は自分が掘った墓穴で会社を去らざるを得なくなりました。 結末も痛々しいです。 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

社内をさまよい続けるゾンビのような仕事

社内をさまよい続けるゾンビのような仕事

さらに今日も前回の続きです。▼(前回)必要なくなったものを残し続ける不文律https://banso-sha.jp/blog/20220425/ 合理的な理由がなくなったのに会社の中でゾンビのように生き残り続けているもの。 これも私が経験した事例です。 大きな小売店舗を持っていて、製品の製造販売をする会社でのことです。 店舗の責任者である店長さんから、「手作業での集計があるため 閉店後のレジ締めにとても時間がかかり、 スタッフを時間通りに帰してやれない」という悩みを聞きました。 POSレジを使っているのに手作業で集計!? 各レジの集計結果はボタン一つで出てくるし全てのレジの集計結果も分析レポートとしてすぐに出せるシステムです。 なのに、手作業で集計? 理由を聞いてみると。。。 各レジから出てくる集計レポートにも、全レジを集計した分析レポートにもどこにも載っていない項目を社長に毎日報告しなければならないんだそうです。 そのたった1項目のために手作業で集計しているということがわかりました。 社長への報告形式は長年使われているフォーマット。しかも手書き。 社長への報告形式とシステムから出るレポートでは集計項目の並び順が違うので、書き移す時に間違えやすいというおまけ付き。 どうしてその項目が必要なのか社長に聞くと「開業した頃は、そのデータがとても大事で 毎日チェックする必要があった」とのこと。 じゃあ、今でも必要なのかと聞けば、「今はもうとっくに必要ない。」というではありませんか。 現場で起きている問題を社長に説明し、そのデータの集計は即刻廃止にしてもらいました。 さらに報告形式も、従来のものを廃止して、システムが打ち出したレポートをそのまま社長に提出するように変更しました。 「これまで長年使い慣れた形式のほうがいいなぁ」と社長はこぼしましたが。 あなたも、スタッフに命じたものの今では必要がなくなった仕事をいまだに続けさせていませんか? 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/

不要になったものが社内に残り続ける不文律

不要になったものが社内に残り続ける不文律

今日も前回の続きです。▼(前回)ルールがルールを呼ぶhttps://banso-sha.jp/blog/20220425/ 合理的な理由がなくなったのに生き残り続けているルールがあってそのルールがさらにルールを呼ぶ。 こういうことは会社のムダをなくすプロジェクトをやっているとよく出くわします。 例えば、システムから出力されるレポート。ある会社で部長さんが分析用に使うものでした。 丹念に調べていくと、 表示されるデータが1項目違うだけで、他の項目は全く同じ というレポートがいくつか見つかったんです。 こんなに同じようなものをいくつも作らず一つのレポートにまとめればいいのに。ムダが多いですよね。 どうしてなんだろうと原因を調べるとこんなことがわかりました。 「前任者が残していったレポートでは、 自分が見たいデータが1項目足りない」 この時点で、そのレポートが存在する合理的な理由はなくなっています。 でも、 「前任者は3期上の先輩。 先輩が残したものを廃止したり 変更したりするのは、ちょっと・・・」 前任者の前任者も先輩。そのまた前任者も先輩。 先輩である前任者が使っていたものはもう使わないけれどもそのまま放置しておいて新しい自分用のレポートを開発してもらう ということが繰り返され、それがあたかもルールのようになってしまったのでしょう。 こうしたことが繰り返されれば、新たなレポートの開発コストはかかるし、使われなくなったレポートのプログラムには維持管理コストがかかっています。 これが「先輩への遠慮」ではなく「社長への遠慮」だったらどうでしょう? 必要なくなったものを残し続ける不文律、あなたの会社にはないですよね? 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/