2020.09.18
新しい戦法は負けないとマスターできない
羽生善治さんの言葉です。 タイトルがかかる重要な対局なのに、なぜ新しい戦法を試すのか聞かれたときの答えです。 真剣勝負の場で試さないことには、強豪相手に通用するかどうかわからないし、そういう場でなければ得られない反省点があるからなんだそうです。 ビジネスにも活かせる格言だと思いませんか?
2020.09.18
羽生善治さんの言葉です。 タイトルがかかる重要な対局なのに、なぜ新しい戦法を試すのか聞かれたときの答えです。 真剣勝負の場で試さないことには、強豪相手に通用するかどうかわからないし、そういう場でなければ得られない反省点があるからなんだそうです。 ビジネスにも活かせる格言だと思いませんか?
2020.09.16
こんな田舎になぜ高校が?というくらいの田舎に高校があるのですが、その正門の真ん前に一軒のコンビニエンスストアがあります。 田舎ですから、周囲にほとんど店もなく、高校生が学校帰りに買い食いするような店がちらほらできたのですが、何件もの店がコンビニへの闘いを挑んで敗れ去っていきました。 じゃぁ、このコンビニ、人気があるかというとその逆で、高校生たちからは「店長が無愛想」と全く人気がないんです。お弁当類なんかも仕入れをギリギリまで削っているのか、夕方過ぎるとほとんどなくなっていて補充もなく、地域の人たちからもいざという時に頼りにならないと不人気のお店なんです。店の中もなんだか暗くて。 普通ならとっくに潰れているのでしょうが、寡占というより独占状態になっているので、お客は「こんな店いやだ」と思っていても4キロ先の別のコンビニまで行かずにこのお店で買ってしまうため、このコンビニは存続できてしまうわけです。 このように寡占や独占状態は消費者にとってとても不利な状態ですが、いざ競争相手が現れると局面が変わってしまいます。 この高校から100mほど離れたところに新しくライバルチェーンのコンビニができます。立地的には既存店よりも完全に不利ですが、戦いの行方はどうなるのでしょうか?そして既存店の店長は愛想が良くなるのでしょうか? 状況に変化がありましたら、お知らせしたいと思います。
2020.09.15
沖縄本島は日陰にさえいれば、気持ちのいい風に吹かれて心地よい日が続いていますね。日陰にさえいれば、ですけど(笑)。 「自社のECサイトが全然ダメ。全面リニューアルしたい。」という方がご相談に訪れました。 自家製のフルーツを販売されており、Twitterで2,000以上のフォローワーを持ち、Instagramも最近始めて週に10件ほどのペースでフォローワーを増やしているそうです。(す、スゴイ・・・) そして、SNSのフォローワーを自社のECサイトへ誘導し、販売しているとのこと。(お、お見事・・・) 話をひととおりお伺いして、私が最初に発した言葉は そこまで出来てるのはスゴイです。何も問題ないでしょう。 でも、「全然ダメ、サイトの全面リニューアルが必要」としきりにおっしゃいます。私には、何か焦っているようにしか見えません。 締切まで時間がないけれども、サイトの全面リニューアルのために補助金を活用したいとのことですので、事業計画を書いていただくことにしましたが、そのときにお願いしたのが「ご自身で感じている課題をきちんと書いてください」ということでした。 この方、メチャクチャ気合が入っていて、週末を使ってわずか3日で書き上げて持ってこられました。(この行動力もスゴイ!) さっそく拝見してみると、この方が全面リニューアルが必要と感じている問題点は、 (1) STORESを使っているがフリープランなので、アクセス解析ができないので、SEO対策も弱い。(2) STORESを使っているがフリープランなので、サイトのドメインがSTORESのドメインになるため、ユーザーに対して信頼感・安心感、地域性が出せない。(3) STORESを使っているがフリープランなので、コンバージョン率がわからないので、コンバージョン率が悪い。(4) 集客が弱い。Facebookやメルマガも新たに始める必要がある。 というものでした。 でも、よく見ればわかるようにサイトの問題点は2点に集約できで、所要時間1時間程度、費用も年間2万5千円程度で解決できることがわかります。それは、 ・独自ドメインを取得する・STORESを無料プランから有料のスタンダードプランに変更する です。 でも、もっと問題なのは、 わからないから、悪いと決めつけている。 ということです。上記でいえば、(1)、(3)、(4)が該当します。 (1) アクセス解析ができないから、SEO対策が弱い。(3) コンバージョン率がわからないから、コンバージョン率が悪い。(4) アクセス解析ができないから、SNSからの集客が弱い。 数値がわからないから、サイトを全面リニューアルするのではなく、数値を取った上で判断をしないと、全面リニューアルをするといってもどこをどう直すのかという方針も立てられないでしょう。良いか悪いかの判断は、判断基準となる数値を見てからです。 1. 判断基準を決める2. 判断基準となるデータを集める3. データを見て判断する 回り道をしているように見えるかもしれませんが、それが一番の近道です。 この相談者さんのような「えっ、マジ!?」って驚かされる行動力とスピード感があれば、あっという間に分析を終えて対策を立てて、動き出すことでしょう。
2020.09.11
理事を務める地元商工会と隣町の商工会で、7月から週に3日のペースで経営相談をやってます。いろんな事業者さんや経営者さんのお話を伺い、アドバイスをさせていただいています。 美容系のサロンを営まれている事業者さんとお話をさせていただいていると、よく出くわす光景があります。それは、 顔つきが変わる ということです。 これまでお会いした方は、女性の経営者さんばかりなのですが、ご自身が事業で困っていることなどは自信なさそうにボソボソと話されているんです。でも、私から投げかけた「あなたのお店が近隣のお店とはここが違うというポイントはありますか?」という質問に対して話し始めると、だんだん顔つきが変わってくるんです。 ただキレイにするんじゃなく、お客様に健康になっていただきたいんです! とか、 お客様がご自宅でもできるように、こういう商品しか取り扱っていないんです! とか、もう話し始めたら止まらないです。私も勉強になることが多くて、しばし時間を忘れて聞き入ってしまいます。 相談時間に限りがあるので、途中で話をこちらに引き取るのですが、「いやぁ、話し始めると止まらないですね」ってお伝えすると「すいません!」って謝られるのですが、全然そんなことはなく、むしろ「すごいなー」って感心してるんです。 熱っぽく話すのを聴いていて 「この人は、この製品のことが本当に好きなんだろうな」「この人は、信念を持ってこのサービスをやっているんだろうな」 というのがこちらにガンガン伝わってくるんです。だから感動して、ゾクゾクしてしまうときもあります。そういう方は伴走したくなっちゃうんですよね。 みなさんは、自分の事業について熱っぽく語れますか?
2020.09.10
先日、テレビを見ていたら、イタリアンファミリーレストラン「サイゼリヤ」の堀埜社長がインタビューに答えていました。 この先の経済回復の見通しについて、 何をいっても当たらないですよ。だからわからない。でも、経営者としては必ず最悪を想定して手を打っておかなきゃならない。 として、L字回復を想定されていました。 危機管理の専門家の方々がよく口にする 悲観的に準備し、楽観的に対処せよ ということでしょうか。 その他の経営者では、稲盛和夫さんが 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する とおっしゃっています。 そして、今日、みなさんに贈りたいのがこの言葉 勝者は、悲観的に準備して、楽観的に対処する。敗者は、楽観的に準備して、悲観的に対処する。 みんなが勝者になれば、敗者はいない。みんなで一緒に勝者になりましょう!