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カッチリしたものじゃなくていいから。

カッチリしたものじゃなくていいから。

最近、ビジネス系のメディアでちょくちょく目にするワードが BCP 。 BCPとは「事業継続計画(Business Continuity Plan)」の頭文字をとった言葉で、災害やシステム障害、不祥事といった危機的な状況におかれたときに、損害を最小限に抑えて事業を継続させたり復旧させるなど、生き延びるためのための計画のことです。 「そんなの、ウチに必要?」って思ってる方、いませんか? 沖縄県内だと、台風のときどうするかは決めてある事業者さんは多いですよね。でも、従業員さんがインフルエンザを発症したとき、その従業員さんはどうしたらいいのか決めてありますか? 私の経験では、従業員が100人を超えるような会社さんでも決めてないくらいなんですよ。 いま、まさに必要なときではないですか? もし、従業員さんが感染したとしたらどうするか、決めてありますか?もし、取引先さんで感染者が出たとしたらどうするか、決めてありますか?もし、政府が非常事態宣言を出したらどうするか、決めてありますか?もし、知事から外出自粛要請が出たらどうするか、決めてありますか? BCPは大企業が作っているようなカッチリしたものじゃなくてもいいんです。もしもこんなことが起きたら、を予め考えて決めておくだけでもいいんです。

いま、経営者が心がけるべきこと

いま、経営者が心がけるべきこと

昨日、政府が7都府県を対象地域として緊急事態宣言を出しましたね。沖縄県内でも新たに12人の方の感染が確認されました。連日の感染確認とその数の増加は感染拡大の兆しなのでしょうか。緊急事態宣言の対象地域の経営者さんは、苦しいでしょうが、知事から出される要請に協力していかなければなりません。では、沖縄県のように対象になっていない地域の経営者はどうしたらいいのでしょう? 感染拡大の防止に努めること。これに尽きると思います。 外出しないことが一番ですが、商売を営む経営者であればなかなかそうはいきません。なので、・こまめで丁寧な手洗いとマスクの着用・社会的距離の確保・密集、密接、密閉の3つの密を避けるとにかく、この3つを徹底する。 自らに対して。従業員に対して。取引先に対して。お客様に対して。 みんなで乗り切りましょう。

止血と輸血

止血と輸血

沖縄県内でも、しばらくの間休業を決めた中小企業・個人事業の経営者さんが出てきました。 当面の間、どう生き残るか。お金は商売・経営の血液にたとえられますが、生き残りを考えるうえでは、止血と輸血に分けて考えることが大切です。 売上が減っているので、売上に伴う経費(変動費)は当然減ってるはずですが、毎月必ず出ていく経費(固定費)は減りません。この出ていくお金を止めるのが止血です。 経費の中で最も大きいのが人件費ですから、休業を決めた経営者さんはアルバイト・パートさんの人件費を抑える止血を選択されたのではないでしょうか。 止血してもどうしても減らない経費もあります。この経費の支払いと手元にある資金を見比べて、何ヶ月耐えられるか。ここで計算された足りない資金を賄うのが輸血です。 政府が出している資金繰り対策はこの輸血です。 お金を借りる融資と信用保証はすでに開始されていますが、お金がもらえる給付はこれからです。補正予算が今月中に成立して、早くて5月の末ぐらいから給付開始です。中小企業で200万円、個人事業で100万円。これはあくまでも「上限」です。 「いつ」「いくら」もらえるかわからない給付を待っている間にも出血は続きます。 判断、行動は早めに。 * 政府の経済対策のパンフレット、4月8日版から資金繰り関連の目次やページが以前よりもわかりやすくなりました。私が3月19日に書いた記事のような分類・表記になってます(うふふ。自慢です)。

テレワーク導入が浮き彫りにする〇〇してない人

テレワーク導入が浮き彫りにする〇〇してない人

160人ほどの社員全員をテレワークにした企業も出てきたそうです。飲み会もzoomでやるのが流行りだしたようですね。 テレワークの導入に二の足を踏む社長さんが一番気になるのが「自宅でほんとに仕事してるのか、目が行き届かない」ということではないでしょうか。 昨日書いたように、テレワークは「誰が、何を、いつまでにするのか」がはっきりしていなければなりません。勤怠管理ができない以上、アウトプットでもって仕事をしたのかどうかを判断するしかないからです。 このことがテレワーク導入によって思わぬ副次的な効果をもたらしているようで、それは、 「仕事をしていない人が浮き彫りになる」ということ。 「誰が、何をするのか」をはっきりさせるテレワークを導入したことによって、これまで会社へ来ても仕事してるふりしているだけだった人があぶり出された、ということが起きているそうです。 社長さんにとっては、ありがたい効果でしょうね。 一方、社員さんにとっては絶えずアウトプット(成果)で評価される時代の到来といえるのかもしれません。

初動を間違えると・・・

初動を間違えると・・・

昨日の報道によれば今日、7都府県に対して緊急事態宣言が出されるようですね。 一昨年あたりにスポーツ界で不祥事が続いたとき、協会や所属団体のとった対応が批判にさらされ、ワイドショーなどでは危機管理の専門家といわれる人たちが「初動を完全に誤りましたね」などとコメントしていたのを覚えている方もいるでしょう。 感染の拡大状況が今ほど深刻ではない2月の中旬に、いくつかの会社を経営している社長さんとお会いしたのですが、「中国から原料が入ってこなくて(経営している会社の中の)ひとつは完全にストップ。だからすべての社員を別の会社へ移して清算しちゃった。」とおっしゃっていました。傷口にすらならない早い時期にとった的確な対応とその実行の速さに驚いたのを覚えています。 BCP(事業継続計画)の重要な役割は、初動の対応を間違えないためだと個人的には思っています。 初期対応を間違えるとそのリカバリに時間と労力を割かれ、本来やるべき対応をとることができず、最悪のケースでは延々と初動ミスのリカバリを続けることもありえるからです。 大変な事態が起きたとき、冷静でいられないこともあります。そんなときにBCPが予め決めてあれば、間違った判断はしないはずです。 さあ沖縄の経営者さんも小池都知事が出す緊急事態措置を参考に、自分はどうするか考えてみませんか?