2022.03.23
スーパー即戦力2
前回の続きです。 倉庫に入ってみると、大きなボードがあり、どの商品が何番の棚にあるのかわかりやすく一覧にされていました。 通路を歩いていくと、各棚の通路側の端にもボードがあって、(ボードといってもダンボールですが…)何列目の何段目にはどの商品があるかわかるようになっています。 そのボードに従って棚を見に行くと、列番と段数が書かれたシールが棚板ごとに貼られているので(シールといってもガムテープですが…)目的の商品をすぐに見つけられました。 「所長、すごいですね!」私は思わず大声で叫んでしまいました。 所長によれば、最近採用した人が、倉庫を見て「これはイカン」と倉庫の整理を自分から買って出てくれたそうなんです。 そうしたら、たった一人でまたたく間に管理の行き届いた倉庫に生まれ変わらせたそうなんです。 その人というのが、自衛隊を定年退職したばかりの人だったんです。 自衛隊ではロジスティクスを任務にしていたとのこと。なるほど、倉庫管理はお手のモノ。 フォークリフトも巧みに操るし、体は鍛えられているので、リフトが使えない場所にある棚へでも重たい商品をひょいひょいと運んで納めてしまいます。 朝礼などでは、「一度持ち出した商品を返すときは ちゃんと元あった場所へ返して下さい。 昨日、違う場所へ戻された商品が 2つありました。」と注意するなど、ルールの徹底管理も怠りなし。 こうした管理ルールは、しばらくすると緩んでしまい、元のようなずさんな管理に戻ってしまうことがよくあります。始めることよりも維持することの方が難しくかつ重要です。 その点、規律を重んじる自衛隊出身の方にお任せできれば、スタート時点と同じ状態が維持され、改善さえ進んでいきます。 どうです?まさにスーパー即戦力でしょ。頼りになりますよ。 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/