2021.11.17
ベッタベッタか合理的か
このメルマガでよく取り上げるTV番組「がっちりマンデー!!」先日のテーマは「かつて話題になったあの会社は今!?」 登場したのは「匠大塚」。 大塚家具の父と娘の対立。娘に会社を追われた父勝久さんが2015年に自分の資金で始めた会社です。 本店は大塚家具創業の地、春日部。東京ドームのグラウンド2個分ものフロア面積がある大規模な店舗。入店時から担当者がつきっきりで商品の説明をする販売方法は、従来の大塚家具と同じ。 今年新たに3つの店舗をオープンし合計6店舗を展開しています。 まずまず順調といっていいのでしょう。 一方、娘の久美子さんが経営の実権を握った後の大塚家具。 店舗を小さめにし、接客は控え、これまでよりも低い価格帯に戦略を移しました。逆に上の価格帯を狙いに来ていたニトリにポジションを寄せた感じです。お父さんの逆と言ってもいいかもしれません。 初年度は黒字だったものの、それ以降は赤字が続き経営難に。資本提携を重ねたものの、自力再建を断念して2019年、とうとうヤマダ電機に買収されました。 続投を許された久美子さんでしたが、結果を出せず、’20年の暮れに社長を退きました。 そして今年、大塚家具はヤマダ電機に完全子会社化され、上場廃止となっています。 経営方針の違いから対立した父と娘。父勝久さんが正しかったという結論が出たわけではありませんが、娘の久美子さんが目指した経営には、結論がでました。 番組の中で森永卓郎さんがこうようなことを語っています。 久美子さんと話をしたことがあるが、いままでの大塚家具のベッタベッタな人間関係じゃなく「合理的なビジネス」をしたいと言っていた。いまになってみると、そのベッタベッタな人間関係というのがビジネスとしてもすごく強いってこと。 ベッタベッタと合理的。さあ、あなたならどちらを選択します? 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。【無料メルマガ】をご登録ください。 小さな会社のこだわる社長のためのメールマガジン 「 あなたの経営にちょっとプラス」 ▼こちらで登録 https://banso-sha.jp/news/mag/