2021.06.23
朝令暮改、してみませんか?
先月、宇宙飛行士の野口聡一さんが国際宇宙ステーションでのミッションを終えて帰還したニュースはみなさんの記憶に新しいですよね。 野口さんを宇宙ステーションへ送り届けたのも、帰還させたのも、民間企業の商業サービスです。ご存知のとおり、イーロン・マスクさんが率いるスペースX社ですね。 このスペースX社が開発する宇宙船で2023年に月へ行く契約をしたのが、ZOZOの商業者 前澤友作さん。 ちょっと話が古くて恐縮ですが、前澤友作さんがまだZOZOの社長の時代のことを思い出しました。 2018にZOZOTOWNがリリースしたサービス・ZOZOおまかせ定期便・ZOZOARIGATOメンバーシップを覚えてますか? ZOZOおまかせ定期便は、ZOZOのスタッフがスタイリングしたコーディネート商品を定期的に5~10点送るサービスとして2018年2月にスタート。ところが、既存会員を取り込めず、11ヶ月後の2019年4月にサービスを終了しました。 ZOZOARIGATOメンバーシップは、ZOZOTOWNの商品が10%割引で購入できるという有料サービス。2018年12月のスタート直後から出店者側の離反を招き、わずか4ヶ月後の2019年5月末日でサービス終了となりました。 どちらも、マスコミでは否定的な印象を視聴者・読者に持たせる報道のされ方でした。 でも、11ヶ月と4ヶ月という1年もしないうちに大々的に発表したサービスを打ち切ってしまう、決断の速さと評価もできます。 大企業だったら、予算をかけて周到に準備してはじめた以上、社内的にも引っ込みがつかず、ズルズルと傷口を広げたんじゃないでしょうか。 間違えたと思ったら、取り返しがつかない痛手を被る前にサッサとやめる。オーナー経営者の強みとも言えますね。 この決断のサイクルをどんどん早めていって、朝出した指示を夕方の状況を見て撤回なんてこともありえます。 まさに、朝令暮改ですね。 ただ、この朝令暮改をするには注意点があります。 それはまたの機会に。 メルマガの登録はこちらから。 https://youtu.be/ejn7a9CuJkE