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成果を上げるための秘訣

成果を上げるための秘訣

成果を上げるための秘訣を1つ挙げるならば、それは集中である。成果をあげる者は最も重要なことからはじめ、しかも1度に1つのことしか行わない。  「経営者の条件」ピーター・ドラッカー キャー、耳が痛いです! 「最も重要なこと」って時間がかかったり、難しかったり、大変だったりするのはもちろん、何より苦手だったり嫌いなことが多く、後回しにしちゃうことってよくありません?だから目の前にある、すぐにできる得意で好きけど重要でないことに先に取り掛かってしまう… しかも、一つのことを終わらせてから次のことに取りかかればいいものを、途中で切り上げてついつい他のことに手を出してしまう… はい、私の日常です ^^;みなさん、気をつけましょう。

僕、満足、いっぱいしてますから

僕、満足、いっぱいしてますから

イチローというと、ストイックなイメージがつきまといます。 僕、満足、いっぱいしてますから 日米通算4000本安打を達成したときに記者からの「他の選手は日々、どこかで満足してしまっているようなところがある。(イチローには)それがないから、ここまで来られたのか?」との問いに対して発したこの言葉が今日のタイトルです。 今日だって、ものすごい満足してるし。いや、それを重ねないと僕はダメだと思うんですよね。満足してたらそれで終わりだと言いますが、とても弱い人の発想ですよね。僕は満足を重ねないと次が生まれないと思っているので、ものすごいちっちゃなことでも満足するし、達成感もときには覚える。でも、それを感じることによって、次が生まれてくるんですよね。意図的に、こんなことで満足しちゃいけない、まだまだだと言い聞かせている人は、シンドいですよ。じゃぁ、何を目標にしたらいいんですか?嬉しかったら喜べばいいんですよ、というのが僕の考え方ですけどね イチローの言葉には余計な解説は不要ですね。みなさんそれぞれの自分なりに味わいましょう。 私はというと、最近、自分の歩みの遅さに焦りを感じたり落ち込んだりしていたので、これを読んで「大丈夫。自分はちゃんと進んでる。」って思い直せました。

ダンパチ屋さんの経営理念

ダンパチ屋さんの経営理念

先週講師を務めた地元商工会の経営計画セミナーには、開店当初からもう10数年、ずっと私の髪を切っていただいているダンパチ屋さん(沖縄の方言です。理髪店のことです。)のマスターも受講されていました。 このマスター、同業者さん同士で経営の勉強をしていて、私とは、髪を切ってもらいながら会話が経営にまつわる話題になります。しょうがないですね。 この店では、サービスメニューも改善を繰り返してきましたし、サービス向上につながるシステム投資も積極的です。最近では就業規則も定めて、業界では珍しい週休2日制を実現し、毎日朝礼をはじめるなど、組織固めも行っています。 その朝礼でいつも社員さんに伝えている経営理念を教えてもらえました。それは、 安心、信頼、尊敬 です。 【安心】理容室ですから、ハサミやカミソリを使います。衛生的で安全なお店であることで、お客さんは安心して来店できます。 【信頼】お客さんを安心させる基盤の上に、お客さんの要望をちゃんと聞き、その要望を自分たちの技術で実現する。だからこそ、お客さんはお店を信頼して来店できるんですよね。 【尊敬】お客さんの安心、信頼を満たした上で、お客さんから一目置かれるような人になりなさい、従業員同士からも尊敬される人になりなさい、と伝えているそうです。 安心、信頼の2つに続いて「尊敬」が掲げられているところに驚き、尊敬の念もいだきましたので、ご紹介させていただきました。 みなさんはどんな経営理念を掲げていますか?

目的を整理しましょ

目的を整理しましょ

昨日午後は、隣町の商工会で経営相談窓口。空き時間に経営指導員さんから、住宅機器販売事業者さんの補助金申請内容について質問がありました。 指導員:この案件でホームページのリニューアルは、申請内容として通らないんじゃないですか?牧野:どうしてですか?指導員:いますでにちゃんとしたホームページがあるのに、新たにホームページを作るとなると、「そんな必要あるの?」と却下されるんじゃないですか?牧野:この事業者さんの営業スタイルは、(1)戸別訪問(100) → (2)ドアオープン(20%) → (3)再訪問アポ(5%) → (4)契約(2%) と飛び込み営業でも高い成約率ですよね。だけど、最初の(1)が今はできない。ステップ(1)がなければステップ(2)もない。だから(1)と(2)という大量の対人接触部分をホームページにやってもらおうということでしたよね。指導員:はい、そうでした。牧野:そうするとホームページの目的は「問い合わせをもらってステップ(3)へ持っていくこと」ですね。指導員:そうです。牧野:現在のホームページは、言ってみれば単なる情報提供型で、問い合わせというアクションを起こしてもらう目的で作られていません。まず、そこです。指導員:なるほど。牧野:次に、現在のホームページはスマホで見るのには適していませんよね。一方でこの事業者さんのお客さんは一般家庭ですよね。一般家庭の方々がインターネットへアクセスするときのデバイスは?指導員:ホームページをスマホ対応させる!牧野:そのとおり!指導員:つまり、現在のホームページは、①目的に合っていない、②ターゲットが使うデバイスに対応していない、ということですね。牧野:はい、その2つの目的のためのリニューアルといったほうがいいでしょう。

○点、○野、○座

○点、○野、○座

おとといは、地元商工会で経営計画のセミナーの講師をさせていただきました。受講者さんの中には、開店したころから十数年、ずっと牧野が髪を切ってもらっている理髪店のマスターも。だからなのかどうかわかりませんが、これまで何回もやっているこのセミナーの時間配分を完全に間違えてしまいました。 「様々な視点から物事を見なさい」「視野を広く持ちなさい」とは、仕事上の先輩から言われたことがみなさん一度はあると思います。 じゃぁ、これはどうです? 「視座」 30代の頃だったと思いますが、先輩から言われたのか、お客さんの役員さんからだったのか、はたまた何か本で読んだのか思い出せないですが、 「視座を高く持ちなさい」 というアドバイスはとても強く印象に残っています。 視点は、対象の周りをぐるっとまわるイメージ 視野は、自分が周りをぐるっと見渡すイメージ ここに、視座が加わると立体的になるんです。 「何度言ったらウチの社員はわかるんだっ!」ってストレスをためてる社長さん、いらっしゃいますよね。 これ、視座が違うのも一因だと思うんですよ。 社長の視座から見えるものが、いくら視点を変えたり視野を広くしたとしても、社員の視座のままでは見えない。 なんとなくわかります?