ブログ

技術者社長、職人社長の悩み

技術者社長、職人社長の悩み

ここ数回にわたって社長さんの悩みで多い「現場に出続けるか、経営に専念するか」について書いてきました。 ・社長なんだから社長業が優先。・社長業は決めること。・とりあえず現場から抜けちゃえ。 といった内容でした。 とはいえ、社長の代わりがきかないというケースももちろんあります。それは、技術系や職人系の商売に多いようです。社長が自身が長年の経験で身につけた、自分の技術を活かして始めたような場合です。 こうしたケースでは、社長がカンバン技術者やカンバン職人であることが多く、現場からなかなか抜けることができません。 となると、社長業のほうはどうするのか。 信頼できる人にやってもらうのが一つの解決方法です。ホンダの本田宗一郎と藤沢武夫の関係が好例ですね。 でも「信頼できて経営をまかせらる人なんて、そんな簡単に見つかるわけないよ。見つけられてもウチのような中小・零細企業にはそれに見合うだけの給料なんて払えないから入社してくれないよ。」っていうのもわかります。 クライアントであるTEORI WORKS OKINAWA 代表の宮城麻里江さん。彼女は経営者でもあり、和装ブランド「宮城麻里江」の織物職人でもあり、洋装ブランド「MARIKASI」のデザイナーでもあるため、彼女がものづくりの現場から離れるわけにはいきません。 そこで彼女が出した答えが、経営のことはすべて信頼できる人に聞く。 「私は、和服であっても洋服であっても、自分の作った服を気に入ってくれる人に着てもらいたくて工房を立ち上げたけど、経営のことは全然わからない。自分がやりたい服作りに集中したいから、わからない経営のことで不安になったり、自分で勉強したりする時間はもったいない。だったら専門家の牧野さんに全部聞いて教えてもらったほうが早いし、安心だから。」 なので、彼女はわからないことはもちろん、迷ったとき、困った時、不安な時など経営に関することはすべて私に相談します。 わからないことなら、その場で答えられるものは答えますし、持ち帰って調べたりもします。 迷ったのなら、知識と経験から判断材料を提供し、アドバイスし、どうすべきか一緒に考えます。 困ったのなら、状況を詳しく聞いて、原因を探り出し、解決策を二人で話し合います。 不安になったのなら、「大丈夫!」「できるよ!」「なんとかなる!」と励まします。 だから、彼女は、ものづくりに安心して打ち込めるようです。 TEORI WORKS OKINAWA 代表の宮城麻里江さんが登場するバックナンバーはこちら。 ▼ 先行きが不安なときのアドバイス▼ 最悪の状況への備え▼ 社長がやるべき仕事 TEORI WORKS OKINAWA の和装ブランド「宮城麻里江」の 「宮城麻里江 Exhibition in Ginza」はたくさんのファンの皆さまにご来場いただき、昨日会期を満了しました。本日8日(水)からは洋装ブランド「MARIKASI」で日本橋三越本店へ出展します。本日は宮城麻里江 本人が店頭に立つ予定です。 ▼「沖縄現代工芸展 開かれる沖縄の扉」期間:7月8日(水)〜21日(火) 10:00〜19:00場所:日本橋三越本店 本館5F スペース#5

とりあえず抜けてみる

とりあえず抜けてみる

現場に出続けるか、経営に専念するか。社長なんだから社長業が優先。じゃぁ社長の仕事ってなんだ?それは、決めること。 前回はここまででした。 経営に専念するとしても、自分がやっていた現場の仕事はどうするんだ? ですよね。 もちろん対応はケースバイケース。主なものとして、一つは自分の代わりを育てる。いわゆる人材育成ですよね。 もう一方は、外部から調達する。つまり、採用です。 どっちも時間がかかるだろ!ですよね。 じゃぁ、とりあえず今すぐ現場から抜けてみませんか? 「オレがいなきゃ 現場が回らなねぇだろっ!」って思ってる社長さん多いです。 でも、社員さんはそう思っていないかも。社長さんが思っている以上に社員さんはちゃんと育っているのかもしれないですよ。

代わりにやってもらうからできる、でっかい仕事

代わりにやってもらうからできる、でっかい仕事

現場に出続けるか、経営に専念するか。社長なんだから社長業が優先。社長業は決めること。とりあえず現場から抜けちゃえ。 前回はここまででした。 現場から自分が抜けちゃったら会社が回らないよ、って思ってる社長さん、 会社は何のために人を雇いますか? 社長一人ではできない仕事を自分の代わりにやってもらうためじゃないですか? 自分の代わりにやってくれる人がいるから、ひとりではできない大きな仕事ができるんじゃないですか? だったら自分がいなくても会社がまわくるらい、ぜんぶ社員さんに任せちゃいましょうよ。 そして、社長の仕事である「決める」に集中する。 そうすれば、あなたの会社はどんどん強くなりますよ。

社長の仕事とは?

社長の仕事とは?

現場に出続けるか、経営に専念するか。社長なんだから社長業を優先。前回はここまででした。 じゃぁ、社長業ってなんだよ?ってなりますよね。 究極的にはひとこと。 決める。 トップの仕事は決めることです。今年の冒頭にも書きましたが、元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんが言っています。 「決めなきゃならないのは私だから。 私が決めるよりしょうがないんだから。 トップってのはそのためにいるんですよ。」 社長が結論を出さないと社員さんの仕事は前に進みません。 最終的に会社の全責任を追うのは社長です。社長が決めなければ会社は動かないのです。 決めるとなったら迷いますよね。でも、決めちゃうと気持ちが楽になりますよ。 その決断がよかったのか悪かったのかは、結果次第で決まります。良い結果が出れば、それは良い決断。悪い結果が出れば、それは悪い決断。決めた時点では良い・悪いはわかりません。 社長の仕事は決めること。決めましょう。

現場か、経営か。

現場か、経営か。

7月1日です。もう1年の半分が終わってしまいましたね。 現場に出続けるか、経営に専念するか。 こんな悩みを抱えている経営者さんいませんか?特に技術系や職人系の商売をしている社長さんに多いような気がします。 野村克也みたいにプレーイングマネージャーができるならそれに越したことはないですが、世の中そんな器用な人ばかりじゃありません。 それぞれの事情に応じて対応策も違います。 まず、現場と社長業、どちらを優先したほうがいいのでしょうか? 教科書的にいえば、社長なんだから社長業を優先したほうがいいでしょうね。 現場のことばかりしていて経営のことはほったらかし、って社長さん、意外と多いですよね。経営のこととなると考えることや悩むことばかりで面白くない。だから経営のことは後回しにして、現場の仕事してるほうが楽しい!って気持ちわかります。 でもね、社長業をほったらかしにしていると、会社ってどんどん勢いを失っていくんです。 他に興味が移ってしまって、会社に全然出てこなくなった社長。会社に来て社長室でただ座っていれば経営していると勘違いしている社長。 どちらも、実質的には社長業をほったらかしです。 こうした会社がその後どうなったかは、みなさんだいたい想像できますよね。