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「子ども」から「大人の女性」へチェンジ

「子ども」から「大人の女性」へチェンジ

昨日放送された「がっちりマンデー!!」見ましたか? サンリオピューロランドの年間入場者数は、1991年の開園当時は195万人でしたが翌年から減り続け、2009年には半分近い109万人まで落ち込んでしまいました。ところが、2014年から126万人と回復に転じ、2018年には219万人の過去最高を記録したんです。 1991年 191万人1992年 134万人1993年 125万人1994年 112万人1995年 110万人 :2009年 109万人 :2014年 126万人2015年 158万人2016年 181万人2017年 198万人2018年 219万人 まさに「V字回復」なのですが、その起点となった2014年に何があったのか?気になりますよね。 それが、メインターゲットの変更です。それまでは「子供とその家族」だったメインターゲットを「大人の女性」に変更したんです。 この方針のもとに、アトラクション、グッズ、飲食のメニューなどを大人の女性向けに大改革していきました。 この例は、個人経営の会社にとっても重要なヒントを与えてくれます。それは、「誰がお客さんなのか」という問いは商売にとってメチャクチャ重要だということです。 入場者が減り続けている状況からとサンリオは「自分たちが向き合うべきお客さんを満足させていない」と問い直したのでしょう。 あなたの商売のお客さんは誰ですか?

補助金なんか出しちゃダメ

補助金なんか出しちゃダメ

昨年9月に放送された、プロフェッショナル 仕事の流儀。医療器具の開発者 西村幸さんの回を録画で見ました。 西村さんの開発した内視鏡用のハサミは、シェア100%だそうです。 西村さんの地元岡谷市がある諏訪湖周辺は、かつては東洋のスイスといわれ、精密機械メーカーの工場がひしめきあっていた地域ですが、現在は衰退してしまっているようです。 ある日、地元長野県の中小企業支援機関が、地域の活性化プランを携えて西村さんのもとへ意見を聞きにやってきました。 そこで支援機関の方に対して西村さんが言い放ったのは…… 結局、助成金の問題。こんなもの、いくらたっても、機械なんかあっても意味ないのよ。それで、この機械、どこへ行ってるのって話でしょ。人材に使わないと何の意味もないと言っているんですよ。助成金だけで食っていくような会社だったら、いくらたってもモノはできないですよ。極端なこと言うと、助成金出しちゃダメ。 西村さんは助成金と補助金をひっくるめて、助成金と言っているのでしょう。でも「助成金出しちゃダメ」なんて支援機関に対してスゴイこといいますね。 私も、国や県の支援機関で専門家として中小・小規模企業さんの支援に携わっていたことがあります。 西村さんが言いたいのは、補助金が出るなら機械を買うけれども、補助金が出ないなら買わない、つまり補助金頼みの経営で、補助金がなければ新たな設備投資をしない会社のことです。はっきりした事業の方針もなく機械を購入するので、使いこなせなかったり、その会社での使いみちが見いだせないないなど、使われないままホコリをかぶって眠ってしまっている機械の多いことを指しているのでしょう。 また、補助金が出るなら新商品の開発をするけれども、補助金がなければ新商品の開発をしない社長さんも見かけます。将来の見通しもなく開発されるので、作ってみたのはいいけれど売れない(売る努力をしない)とか、完成にこぎつけられずに途中で投げ出してしまったり…… 税金を使っているのに、困りますよね。 一方で、会社の将来に向けて、設備投資や商品開発の予定を立てて、補助金なんかに目もくれず必要な資金を準備して投入していく、そんな社長さんもいらっしゃいます。 えっ?何が言いたいのかって?そりゃぁ伴走したいのは後者の社長さんです。ただ、こうした社長さんは補助金に頼るのではなく、”活用”しています。 那覇市創業支援講座 「事業計画書の作り方」 Q. 事業計画なんて面倒だけど、書いたほうがいいの?A. はい、書いたほうがあなたの夢の実現性が確実に高まります。Q. どんな書き方が良いのか知りたい。A. はい、基礎的で標準的な書き方をご紹介します。Q. 何から考えれば良いのか分からない。A. はい、順を追ってお伝えします。Q. 頭では考えているけど文字に出来ない。A. はい、そのためのヒントや事例もお伝えします。 この講座では、初めて事業計画を作る方向けに収支計画はもちろん、創業にあたってしっかりと考えておくべき、事業戦略、理念、商品・サービスの設計、マーケティングなどに重点をおいて説明します。創業後間もない方、事業計画を作ったことのない経営者の方もご参加ください。 日時:2020年2月14日(金) 15:00〜17:00場所:なは市民協働プラザ5階研修室 [那覇市銘苅2ー3ー1]定員:先着20名 ※那覇市以外にお住まい・お勤めの方も受講可能です参加費:無料講師:牧野 誠 (伴走舎 代表[中小企業診断士])申込方法:電話による申込み申込先: なはし創業・就職サポートセンター 電話:098-988-3163 住所:那覇市銘苅2-3-1 なは市民協働プラザBコア B1F 受付時間:平日9:00〜18:00(土日祝日休み)

商売とはお客を作り出すこと

商売とはお客を作り出すこと

・販売を不要にするのがマーケティングの理想で・そのためには顧客からスタートするというドラッカーのお話を先日しました。 またまたドラッカーの話ですいません。でも、ドラッカーが言っていることは大企業だけでなく、個人経営の社長さんにとっても大切なことだと思うんです。 でも、ドラッカーと聞くと難しく感じます? 大丈夫、難しいこともやさしく説明しますから。 ドラッカーは、企業の目的はただ一つ「顧客を創造すること」だと言っています。 すべての会社は種類は違えど何かしら商売をしていますよね。ですからその商売の目的が「顧客を創造すること」だというのです。 いってみれば、商売とはお客を作り出すこと。 社長さん、あなたの会社では、お客を作り出すために何をしていますか? 那覇市創業支援講座  「事業計画書の作り方」 Q. 事業計画なんて面倒だけど、書いたほうがいいの?A. はい、書いたほうがあなたの夢の実現性が確実に高まります。Q. どんな書き方が良いのか知りたい。A. はい、基礎的で標準的な書き方をご紹介します。Q. 何から考えれば良いのか分からない。A. はい、順を追ってお伝えします。Q. 頭では考えているけど文字に出来ない。A. はい、そのためのヒントや事例もお伝えします。 この講座では、初めて事業計画を作る方向けに収支計画はもちろん、創業にあたってしっかりと考えておくべき、事業戦略、理念、商品・サービスの設計、マーケティングなどに重点をおいて説明します。創業後間もない方、事業計画を作ったことのない経営者の方もご参加ください。 日時:2020年2月14日(金) 15:00〜17:00場所:なは市民協働プラザ5階研修室 [那覇市銘苅2ー3ー1]定員:先着20名 ※那覇市以外にお住まい・お勤めの方も受講可能です参加費:無料講師:牧野 誠 (伴走舎 代表[中小企業診断士])申込方法:電話による申込み申込先: なはし創業・就職サポートセンター 電話:098-988-3163 住所:那覇市銘苅2-3-1 なは市民協働プラザBコア B1F 受付時間:平日9:00〜18:00(土日祝日休み)

喜美子 vs 八郎

喜美子 vs 八郎

昨日1月28日に放送されたNHK連続テレビ小説「スカーレット」の第98話、見ました? その中で喜美子と八郎の会話の中で、注目いただきたいところがあったので、ご紹介します。一週間分をまとめて見ている方がいたらごめんなさい。薪代が1回あたり25万円もかかってしまう穴窯での焼入れ。初回が失敗して2回めに挑もうとする喜美子に対し八郎は、穴窯での作品作りよりも先に陶芸展に出品して金賞を目指すことを提案します。その意図は、女性陶芸家「川原喜美子」を世の中に認めてもらうこと。この提案に喜美子は反発します。 以下は、そのあとの喜美子と八郎のやり取りですが、ほぼそのまま掲載します。 喜美子) 大事なのは、穴窯でええ作品を焼くっちゅうことちゃうの? 八郎)  ええ作品焼いても今の喜美子やったら売れん言われた。売れるための名声を手に入れよういう話や。わかるな。 喜美子) 売れるための名声ってなに?そんなんいらん!…略…今の喜美子やったら売れんいうなら、もっと誰もが「ええなぁ」いう作品作れ、いうのがスジちゃう?なんで名声を手に入れる話になんの? 八郎)  誰もがみんな「ええ」いう作品なんかあり得へんからや。 喜美子) あり得んことないで! 八郎)  10人おったら10人が「ええ」いう作品なんてないで! 喜美子) そんなんやってみなわからへんやん! 八郎)  やってきたボクが言うてる。     ええかどうかは結局、主観や。     評価なんかあいまいなもんや。 この先のドラマの展開はどうなるのかわかりせん。ドラマの一部ではありますが、商売を考える上で判断の分かれる重要なポイントです。解説は加えませんので、考えてみてください。  〜 セミナーのご案内 〜 那覇市創業支援講座「事業計画書の作り方」 Q. 事業計画なんて面倒だけど、書いたほうがいいの?A. はい、書いたほうがあなたの夢の実現性が確実に高まります。Q. どんな書き方が良いのか知りたい。A. はい、基礎的で標準的な書き方をご紹介します。Q. 何から考えれば良いのか分からない。A. はい、順を追ってお伝えします。Q. 頭では考えているけど文字に出来ない。A. はい、そのためのヒントや事例もお伝えします。 この講座では、初めて事業計画を作る方向けに収支計画はもちろん、創業にあたってしっかりと考えておくべき、事業戦略、理念、商品・サービスの設計、マーケティングなどに重点をおいて説明します。創業後間もない方、事業計画を作ったことのない経営者の方もご参加ください。 日時:2020年2月14日(金) 15:00〜17:00場所:なは市民協働プラザ5階研修室 [那覇市銘苅2ー3ー1]定員:先着20名 ※那覇市以外にお住まい・お勤めの方も受講可能です参加費:無料講師:牧野 誠 (伴走舎 代表[中小企業診断士])申込方法:電話による申込み申込先: なはし創業・就職サポートセンター 電話:098-988-3163 住所:那覇市銘苅2-3-1 なは市民協働プラザBコア B1F 受付時間:平日9:00〜18:00(土日祝日休み)

失敗が怖くてやらないほうが失敗

失敗が怖くてやらないほうが失敗

先日のNHK「逆転人生」、見ました?サッカーのドリブル専門の指導者、岡部将和さん岡部さんは、少年時代にプロ選手になることを夢見ていましたが、挫折し、その道を断念するというどん底を経験します。 そこから岡部さんは自分の大好きな技を磨き、理論化することで世界から注目を集めるまでになりました。いまでは世界トップクラスのサッカー選手だけでなく、サッカー以外のトップアスリートからもコーチの依頼が舞い込んでいます。 岡部さんは、子ども向けのドリブル教室の最後に子どもたちと1対1のドリブル対決をします。もちろん、岡部さんが勝ちますよね。でもそこには岡部さんなりのメッセージがあります。 岡部さんはドリブル教室の最後に子どもたちにこう語りかけます。 なぜこんな勝った負けたの対戦をするのかと言ったら、ここでとられて失敗をしても、それを人生で大きく見たらそれって失敗に入らない。逆に失敗が怖くてやらないほうがコーチは失敗だと思っています。もし自分たちの土俵で何かこれに関しては一生懸命人生とおしてやってみたいんだ、いまいちばんやってみたいんだ、っていうものがあれば、言い訳せずに勇気を出してチャレンジしてみてください。 失敗を怖がらずに起業しようとしている人たち向けにオリンピックイヤーのバレンタインデーにお送りするセミナーです。もちろん、すでに創業している方も大歓迎です。 なはし創業支援講座  「事業計画書の作り方」 「え、事業計画って必要? 難しそうだし、作り方なんてわからない」という声をよく聞きます。しかし、金融機関からの借入の際や、あなたの夢の実現性を高めるためにも、事業計画を作ることはとても大切なことです。 この講座では、初めて事業計画を作る方向けに収支計画はもちろん、創業にあたってしっかりと考えておくべき、事業戦略、理念、商品・サービスの設計、マーケティングなどに重点をおいて説明します。創業後間もない方、事業計画を作ったことのない経営者の方もご参加ください。 日時:2020年2月14日(金) 15:00〜17:00場所:なは市民協働プラザ5階研修室 [那覇市銘苅2ー3ー1]定員:先着20名参加費:無料講師:牧野 誠   伴走舎 代表[中小企業診断士]申込方法:電話による申込み申込先: なはし創業・就職サポートセンター 電話:098-988-3163 住所:那覇市銘苅2-3-1 なは市民協働プラザBコア B1F 受付時間:平日9:00〜18:00(土日祝日休み)