2022.05.06
時代に適応し続けて270年
引火性物質や毒劇物など危険物の取扱で強みを発揮する丸一海運という会社が大阪にあります。 創業はなんと1751年。船大工の頭領だった樋屋庄五郎が御座船を建造する御用造船所を開業したのが始まり。 祖業は海運じゃなかったんです。 明治維新後に樋屋から樋口造船所に改称する一方で1908年(明治41年)に樋口艀部を新設して貸船業・回漕業にも進出。 ところが昭和に入って、戦時統制で造船業も回漕業も統制会社に集約され、1751年以来の伝統はいったん途切れました。 戦争が終わると、造船業のほうは頭領が集まらずに断念。 一方の回漕業はというと、統制会社に供出していた25隻の艀のうち7隻が返還され、船頭も戻ってきました。 こうして樋口艀部だけで再興を果たします。 終戦後しばらくは、日本には危険物用の倉庫が少なく、代用倉庫として艀で保管することが認められていました。 再始動したばかりのころ、艀を保有していた樋口艀部にも濃硫酸、濃硝酸、塩酸といった輸出向け危険物の輸送依頼が舞い込むようになりました。 これを機に危険物の保管業務へ転出。さらに輸出入業務、通関業務、危険物の小口混載輸送へと業務の取扱を広げていったんです。 この道一筋、というのが老舗のイメージ。 ところが、200年、300年と続く企業は時代の変化への適応力も身につけているんですね。 あなたの会社は、時代の変化への適応力がありますか? 牧野でした。最後までお読みいただきありがとうございます。 【メルマガ】をご登録ください。小さな会社の社長のためのメールマガジン「 あなたの経営にちょっとプラス」▼ こちらから登録https://banso-sha.jp/news/mag/■ プロフィールhttps://banso-sha.jp/blog/bansosha/■ お客様の声https://banso-sha.jp/voice/ ■ インタビューhttps://youtu.be/ejn7a9CuJkE ■ お問い合わせhttps://banso-sha.jp/contact/