ブログ

スーパー銭湯にみる客単価アップ術

スーパー銭湯にみる客単価アップ術

毎週日曜朝7時30分から放送されている「がっちりマンデー」って番組の「お風呂ビジネス」の回、ご覧になりましたか? 名古屋から東京へ進出したスーパー銭湯が登場しましたね。(ご覧になっていない方はこちらを参考に) かなり大きな施設なのですが、入浴料が平日はナント750円!一般の銭湯が500円ぐらいですから、とてもリーズナブル。営業にかかる燃料費は、客が一人でも満員でも変わらないので、できるだけ安く設定してあるんだそうです。 エコノミストの森永卓郎さんの解説によれば、スーパー銭湯は商圏が意外と狭く、ターゲットが近隣住民となるため、手頃な価格設定にしてリピートしてもらわないと成り立たないビジネスだとのこと。 でもですね、それだけじゃこのビジネス成り立ちません。ちゃんと客単価のアップを狙ってます。 追加料金650円を払うと、ラウンジと岩盤浴のコーナーに入場できるようになります。ラウンジには3万冊のマンガと140種類の雑誌が読み放題。お風呂に入ってゆったりとラウンジでマンガ三昧。シアワセですね。 これは、追加料金を払うと利用できる施設が増えてグレードが上がる感じなので、アップセルでしょうかね。 もう一つが、フードコートとレストラン。フードコートとレストランへは追加の入場料は必要ないですが、スーパー銭湯と飲食って切っても切れませんよね。家族連れだとお風呂に入ってついでに食事して、ってなりがち。お父さんはビール飲んで...飲食はスーパー銭湯の大切な収益の柱のようです。 こちらは、メインのお風呂以外でお金を使ってもらうので、クロスセルですかね。 ご紹介したように、客単価を上げるにはアップセルとクロスセルの二つがありますが、厳密に分けられるものではありません。ただ、こうした方法が2つあることを知り、ウチにとってアップセルするならなんだろう?クロスセルするなら何があるか?、と考えることは有効です。

社員の自律的な判断を生み出す「○○として何が正しいかで判断する」

社員の自律的な判断を生み出す「○○として何が正しいかで判断する」

ここ数回(手段の目的化を防ぐには、〇〇を捨てて□□で判断する」、とても危険な「××が正しいかで判断する」」)にわたってご紹介している、読者の神山さんがお勤めになっている会社(県内公共交通機関)のフィロソフィー、「何が正しいかで判断する」ですが、その前段があるそうで、正しくは以下となっているそうです。 人間にとって何が正しいかで判断する 「人間として」はあまりに広義なので、神山さんは「社会人として」「社員として」「上長として」等に置き換えて仕事上の判断基準にされているそうです。 牧野として社長さんに提案したいのは「企業理念や行動基準にとって何が正しいかで判断する」です。 創業時の思いなどが企業理念に込められていると思いますし、そこから行動基準を作成されている会社さんもあろうかと思います。でしたら、「企業理念にとって何が正しいかで判断」してみていかがでしょうか、「行動基準にとって正しいかどうかで判断」してみてはいかがでしょうか。 東京ディズニーリゾートの「パーク運営基本理念」には、Safety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、Efficiency(効率)の4つの行動基準がありますが、「Safety(安全)」が第一に優先されるとあります。この行動基準の遵守はアルバイトにも求められ、徹底されています。 東北の震災のとき、東京ディズニーリゾートのある浦安地域もかなり揺れ、交通機関がストップしてお客様の中にも帰宅困難者が多数出ました。このとき、アルバイトのスタッフがとった行動は「お客様の安全にとって何が正しいか」が判断基準でした。だから余震が続く中、防災頭巾代わりに販売用のぬいぐるみを配布したり、非常食代わりにお土産用のお菓子を配布したり、といったことが会社からの指示ではなく「現場の自律的な判断」で行われたのは有名な話ですね。 アルバイトさんがそんな判断しちゃうんですよ!「自分がこの判断をしなくても、会社が同じことをするはず」という自信があってのことでしょう。 「企業理念や行動基準にとって何が正しいかで判断する」ことは、従業員さんの自律的な行動を生み出すはずです。 お気づきの方も多いかと思いますが、神山さんの会社のフィロソフィーとはJALフィロソフィーのことです。http://www.jal.com/ja/outline/conduct.html神山さんは沖縄県内のJALグループ企業で広報責任者をされています。機内誌「Coralway」を手に取る機会があれば「発行人」をチェックしてみてください。

とても危険な「××が正しいかで判断する」

とても危険な「××が正しいかで判断する」

前回は、英語民間試験導入見送りのニュースから「手段の目的化」についてご紹介し、それを防ぐ心構えとして、読者の神山さんがお勤めになっている会社(県内公共交通機関)のフィロソフィーから「何が正しいかで判断する」をご紹介しました。 さらに神山さんからは、その対義語を教えていただいています。それは、 「誰が正しいかで判断する」 みなさんも「危険だな」って感じますよね。 影響力のある人の発言に従うということですから、間違いを正すとか顧みることをしなくなります。 これが進むと、中小・小規模企業にありがちですが、従業員さんが「社長に怒られるかどうか」を判断基準にしてしまうんです。 経営者のみなさんは「うちの会社に限ってそんなことはない」と思っているかもしれませんが、こういうことが起きてる会社って、社長さん自身は気づいていないことがほとんどです。社長さんがいないところで従業員さん同士の会話に「これなら社長から怒られないだろう」とか「そんなんじゃ社長に怒られるぞ」なんてフレーズが出てきますので。(業績が上がりもしなければ、下がりもしない停滞気味の会社さんに多いような気が...) 上に立つ人がどれだけ風通しのいい環境を作れるか、また反対意見をきちんと受け止める力があるかどうか、にかかっているんでしょうね。 この「誰が正しいかで判断する」は、実は会社のフィロソフィーにそのようなものはなく、神山さんご自身のご考案だそうです。素晴らしい!

手段の目的化を防ぐには、〇〇を捨てて□□で判断する

手段の目的化を防ぐには、〇〇を捨てて□□で判断する

沖縄県内公共交通機関で広報部長をされている神山さんから、昨日配信した「英語民間試験導入見送りにみる手段の目的化」をご覧になった感想をいただきました。 手段の目的化を防ぐための心構えとして、また、仕事上の重要な判断をする上での心構えとしても、とても大切なことを教えていただけたと思い、ご本人の了解を得て掲載します。 牧野さん 仰る通り。「手段の目的化」ですね。私たちはかつて、グループとして「倒産」を経験しています。その理由は色々あったかと思いますが、「手段の目的化」もその一つだと考えています。それを自省し、二度とあのような事態を招かないようにするためにフィロソフィを導入しましたが、その中に「何が正しいかで判断する」という項目があります。今回の事例に当てはまるかは微妙ですが、この事例も「何のために改革を行っているのか?」を常に反芻していれば、このように「手段」に固執することはなかったでしょう。まさに、何が正しいのかを忘れてしまった良い事例ではないでしょうか。このようなことにならないよう、フィロソフィを反復しなくてはと思った次第です。              かみやま  拝 人間は感情の動物だから、判断が感情に左右されてしまうことが多々あります。「ここまでやっておいてまた一からやり直すの?」とか、人の顔を立てるとか、メンツとか、判断に感情が入り込む度合いが強くなると手段の目的化が起きるのではと思っています。 だからこそ重要な場面では感情を捨てて「何が正しいかで判断する」のが大切ではないでしょうか

経営の専門家が、これから起業する方に伝えたい!「ターゲットの絞り方」について

経営の専門家が、これから起業する方に伝えたい!「ターゲットの絞り方」について

https://youtu.be/0cM1f3isLuo 金城プロモーションの 金城 昌之さんによる牧野の紹介動画第4弾。 後半で牧野の本当の得意分野を知っていただけるかと。・誰に、何を、どう売るかを考えておくことが大事。・でないと、うまくいかななかったときに対策がとれない。・売れないってことを全体から考えても答は出ない。・計画通りに行く計画はなんてほとんどない。・うまくいかないことを前提に計画を実行する。